安藤 玉恵(あんどう たまえ、1976年8月8日 - )は、日本の女優。東京都荒川区西尾久出身[2]。本名、谷野 玉恵(たにの たまえ)[3]、旧姓安藤。マッシュ所属。
来歴
荒川区西尾久にあるとんかつ店「どん平」[4][5]の娘として生まれる。荒川区立尾久宮前小学校、荒川区立尾久八幡中学校、日本大学第二高等学校卒業。外交官に憧れ、上智大学外国語学部ロシア語学科に進学するも中退[2][3]。早稲田大学第二文学部卒業[6]。早大在学中は演劇サークル「早稲田大学演劇倶楽部」にて活動[6]。
大学卒業後、三浦大輔の劇団「ポツドール」に所属し、看板女優として活躍。舞台を見た廣木隆一監督に声をかけられ、2003年、『ヴァイブレータ』で映画デビューし、以後多数の映画に出演[2]。2004年には舞台『激情』で日本インターネット演劇大賞最優秀女優賞を受賞。2007年にポツドールを退団。2013年、映画『夢売るふたり』(2012年公開)での演技により第27回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞[6]。
受賞歴
- 2004年 日本インターネット演劇大賞最優秀女優賞(舞台『激情』)
- 2013年 第27回高崎映画祭 最優秀助演女優賞(映画『夢売るふたり』)
出演
映画
テレビドラマ
舞台
- ポツドール
- 「身体検査」(2001年)
- 「メイク・ラブ」(2001年)
- 「熱帯ビデオ」(2002年)
- 「男の夢」(2002年)
- 「激情」(2004年、2007年)
- 「ANIMAL」(2004年)
- 「愛の渦」(2005年)
- 「夢の城」(2006年)
- ポツドール女シリーズ「女のみち」(2006年)
- 庭劇団ペニノ
- 「Mrs.P.P.overeem」(2003年、2005年)
- 「アンダーグラウンド」(2006年)
- 東京コメディア/狂言「雲水」(2005年)
- ニセS高原から(2005年)
- 劇団、江本純子「セクシードライバー」(2009年)
- 劇団、本谷有希子「甘え」(2010年、青山円形劇場)
- 「クレイジーハニー」(2011年、PARCO劇場)
- ブス会*
- 直人と倉持の会「夜更かしの女たち」(2013年、本多劇場)
- M&Oplaysプロデュース公演「結びの庭」(2015年、本多劇場)
- 東京成人演劇部
- 命、ギガ長ス(2019年、下北沢ザ・スズナリ) - エイコ / アサダケイコ 役[50]
- 命、ギガ長スW(ダブル)(2022年、下北沢ザ・スズナリ)[51]
- KUNIO15『グリークス』(2019年11月1日 - 2日、森下スタジオ / 11月10日、京都芸術劇場 春秋座 / 11月21日 - 30日、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ)
- 安藤玉恵による"とんかつ"と"語り"の夕べ Vol.1 (2020年)
梅雨の走りの本谷有希子『マイ・イベント』SAiSTUDIOコモネA(2022年6月9日-6月28日)※全公演中止[52]
- 阿修羅のごとく(2022年9月 - 10月、シアタートラム)
- 花と龍(2025年2月、KAAT神奈川芸術劇場) - 玉井マン 役[53]
オリジナルビデオ
- THE3名様(2005年)- ウェイトレス役
- THE3名様 秋は恋っしょ!(2005年)
- THE3名様 春はバリバリバイトっしょ!(2006年)
- THE3名様 いい意味でアイラブユー(2007年)
CM
PV
- SPANK PAGE「ame〜rain song〜」(2009年)
- いきものがかり「笑顔」(2013年)
ラジオドラマ
- FMシアター(NHK-FM)
- 海電(UMIDEN)(2011年5月28日)
- 私の翼(2015年5月16日)
- 引き出したのなら 仕舞っておいて(2015年12月5日)
- 声の訪問者(2016年4月16日)
- 百八つの人助け(2017年11月11日)
- 逆さ首(2024年3月30日)
- 劇ラヂ!ライブ2017 「ふたり暮らし」(2017年5月5日、NHKラジオ第一)
- ラジオシアター〜文学の扉(TBSラジオ)
- 鮫人の恩返し(2018年10月14日)
- 青柳のはなし(2018年10月21日)
その他
脚注
外部リンク