星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように『星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように』(ほしのかがやきよ / なつをまつセイルのように)は、ZARDの40作目のシングル。 背景前作『今日はゆっくり話そう』から5か月を経て発売された、11thシングル『この愛に泳ぎ疲れても/Boy』以来の両A面シングル。 「星のかがやきよ」は、日本テレビ系・読売テレビ制作アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマに使用された[1]。「夏を待つセイル(帆)のように」は、全国東宝洋画系ロードショー『名探偵コナン 水平線上の陰謀』主題歌に起用された[1]。「明日を夢見て」以来4回目の、『名探偵コナン』のタイアップ(映画を含めると5回目)となる。 制作、音楽性星のかがやきよ作曲は大野愛果、編曲は「Get U're Dream」以来5年ぶりに葉山たけしが担当。 タイアップ先である『名探偵コナン』のオープニングを飾るにふさわしい、明るく疾走感溢れるギター・ポップチューンに仕上がっている[2]。また、スポーツではプロ野球・千葉ロッテマリーンズの藤岡裕大の応援歌の原曲にもなっている。 坂井曰く「集中して短い時間で作り、"キラキラ星"の感覚で、お子さんから年輩の方まで簡単に覚えていただける「童謡」のような曲にしたかった」[3]。 同年に発売されたPlayStation 2用ソフト『太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル』に収録された[4]。 夏を待つセイル(帆)のように「じっくりと時間をかけて作り、映画のストーリーを考慮して楽曲を選曲。映画監督からの細かい指示もあり、厳密な計算の中で"温かさ・ぬくもり"を重視してセルフディレクションをした」という[3]。そのため、映画を意識した内容になっている。また『名探偵コナン』のファンである坂井はこの映画の公開に合わせて「小五郎さんへのメッセージ」という名目で、ビデオによるテレビ出演を行った。 ディスクジャケットジャケット写真の坂井の背後に写っている人物は、前年のライブツアー『What a beautiful moment Tour』にマニピュレーターとして参加した大藪拓だとディレクターの寺尾広によって公表された[5]。 記録オリコンのシングルチャートで2位を獲得しシングルでは1999年に発表した「世界はきっと未来の中」以来、11作ぶりにオリコンTOP3入りを果たした[6]。 本作では通算38作でトップ10入りを果たした。これはサザンオールスターズに次ぐ歴代2位の記録で、女性歌手としては自身の持つ1位記録を更新した(いずれも2005年当時)[7]。 発売週の『COUNT DOWN TV』のランキングインされた際は、「夏を待つセイル(帆)のように」が使われた。 収録曲
楽曲の収録アルバム
出典
名探偵コナン映画作品
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