東村芽依
東村 芽依(ひがしむら めい、1998年〈平成10年〉8月23日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ・日向坂46のメンバーである[1]。奈良県出身[1]。身長154.5 cm[1]。 略歴1998年(平成10年)8月23日に生まれる[1]。小学校6年生までピアノを習っていた[2]。中学生時代にはカラーガード部に所属し、高校生時代には茶道部に所属した[2]。 2016年(平成28年)5月8日、自身が高校3年生の時に『けやき坂46 メンバーオーディション』に合格する[3][4]。同年10月28日には、赤坂BLITZで行われたけやき坂46の初単独イベント『ひらがなおもてなし会』に参加した[5]。 2017年(平成29年)10月20日から放送開始のドラマ『Re:Mind』(テレビ東京)では、本人役でドラマ初主演を果たしている[6]。 2019年(平成31年)2月11日、自身の所属グループであるけやき坂46が日向坂46に改称された[7]。 2020年(令和2年)1月12日放送の日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)にて、同年2月19日に発売となる日向坂46の4thシングル『ソンナコトナイヨ』で、初めて表題曲のフロントメンバーに抜擢されたことが発表された[8]。 2021年(令和3年)5月26日に発売された日向坂46の5thシングル『君しか勝たん』に収録されている1期生曲「どうする?どうする?どうする?」では、自身初のセンターポジションを担当している[9]。 2022年(令和4年)6月1日に自身のInstagramアカウントを開設した[10][11]。同年9月13日、自身の1st写真集『見つけた』(白夜書房)を発売し[注 1][13][14]、同年9月23日付の「オリコン週間BOOKランキング」で1位を獲得している[14]。同写真集は、「めいわーるど」をテーマに、東村の出身地である奈良県の他、東京都、九州地方で撮影された[13][15]。 2024年(令和6年)8月6日、自身のブログにて、同年9月18日に発売を予定している12thシングル『絶対的第六感』での活動をもって、日向坂46を卒業することを発表した[16][17][18]。 人物愛称は、めいめい[19]。3人姉妹の末っ子である[20]。憧れの人物として、乃木坂46の元メンバーで女優の白石麻衣を挙げている[20]。 小学校のマラソン大会では5年連続で優勝し[21]、欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)で測定した50m走のタイムは7.6秒であるなど[注 2][24]、短距離走・長距離走を共に得意としていることや、その高い運動能力から、しばしば「奈良のチーター」と呼ばれることがある[25]。また、『KEYABINGO!3』(日本テレビ)内の企画「60分耐久ダンス」では、他のメンバーが苦しんでるのとは対照的に、終始笑顔で踊り続けるという持久力の高さを見せた[21]。 中学時代には、定期演奏会で見たカラーガードに惹かれ、カラーガード部に所属した[2]。高校時代は「遊びたい」という理由から、週1回のみの活動であった茶道部に所属し、友人とよくユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ遊びに行っていたという[26]。なお、週1回の活動には毎回参加していたと言い、けやき坂46の冠番組『KEYABINGO!4』(日本テレビ)では、実際にお茶を立て、その腕前を披露している[2][27]。 『KEYABINGO!』や『ひらがな推し』(テレビ東京)での振る舞いから、デビューしてから暫くは寡黙なキャラクターであると認識されていた[27]。しかし、『KEYABINGO!』内で行われた大声対決で優勝したり、『ひらがな推し』内で行われた「楽屋隠し撮り」では、メンバーの佐々木久美や高本彩花と共に大きな声で会話している姿など、元来のキャラクターイメージとは逆の一面が目撃されている[24]。なお、東村自身は、寡黙なキャラクターと見られていた当時から、人を笑わせることが好きであったと語っている[24]。 長い間、『SASUKE』に挑戦することを望んでいたが、2021年末に行われた「SASUKE2021」で初めての出場を果たした[28]。同回では、第1ステージの「シルクスライダー」で着地時に勢い余って池に落ちてしまった[29]。その約1年後には「SASUKE2022」に出演し、前回失敗した第1ステージのシルクスライダーを片手1本でつかみ、着地にも成功したが、「ドラゴングライダー」を超えることはできずに落ちてしまった[30]。それに関連して、日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』において、同番組内の「第3回企画プレゼン大会」で自身が提案した「KASUKE」という「SASUKE」の模倣版のような企画が採用された。発案者の東村も最終ステージの「KASUKE」までたどり着き、制限時間内にゴールして完全制覇を達成した[31]。 嗜好自身の好きなものに関して、食べ物はいちご[20]、色はピンク[32]、ブランドはディオール[20]を挙げている。更に、好きな歌手として井上苑子を挙げており、曲は「線香花火」が好きであると語っている[2]。また、カフェ巡りが趣味であるとも語っている[20]。その他、『日向坂で会いましょう』内で「私は猫です」と発言したため、猫派であると思われることがあるが、実際には犬派であると語っている[20][33]。 特技特技は、中学生時代に所属していたカラーガード部で身につけたライフル回しである[34]。けやき坂46に加入してから初めてのグループ単独イベントである『ひらがなおもてなし会』では、実際にそれを披露している[5]。 ダンスに定評があり、けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)では、「メンバーが選ぶダンスが上手いメンバーランキング」で1位を獲得した[24]。特にヒップホップ系のダンスに関して秀でているという[24]。東村はダンスに関して、「それぞれの癖がありすぎてバラバラになってしまうとよくないので、揃えることを意識しながら、背が低いので手足を伸ばして踊ろうと心がけています」と発言している[21]。 けやき坂46・日向坂46キャッチコピーは「奈良から来たマイペース代表 東村芽依です」[34]。 ペンライトカラーは、 サクラピンク × サクラピンク[35]。 加入前、特にアイドルに対する興味はなかったが、姉が勧めてきたことがきっかけで『けやき坂46 メンバーオーディション』に応募したという[20][36]。また、もう1つの理由として、アイドルは自身の運動能力を活かせると思ったとも語っている[36]。 日向坂46の曲に関して、自身がセンターを務める「どうする?どうする?どうする?」を最も思い入れのある曲として挙げているほか[37]、「JOYFUL LOVE」が最も好きな曲であるとも語っている[20]。また、「ガラス窓が汚れてる」は、曲調、歌詞、MVを含めてかなり好きであるという[37]。さらに、夏曲が好きであるといい、「骨組みだらけの夏休み」なども好んでいる[37]。 4期生の藤嶌果歩から推しメンとして挙げられており、しばしば一緒にカフェに行くなどしている[38][39]。また、同期生の高本彩花とのコンビ名を「あゃめぃちゃん」としているほか[40]、3期生の山口陽世とのコンビ名を「ちっちゃいふたり」としている[41][42]。 作品シングル
アルバム
未収録楽曲
映像作品
出演→日向坂46としてメンバー複数名で出演したものについては「日向坂46の出演一覧」を参照
テレビ番組テレビドラマ
イベント
書籍→日向坂46の書籍については「日向坂46 § 書籍」を参照
写真集脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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