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林士平

りん しへい

林 士平
生誕 (1982-07-01) 1982年7月1日(42歳)[1][2]
東京都[3]
国籍 日本の旗 日本[4]
出身校 法政大学国際文化学部[5]
職業 漫画編集者集英社少年ジャンプ+編集者(2018年 - ))
活動期間 2006年 -
身長 185 cm (6 ft 1 in)[6]
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林 士平(りん しへい、1982年7月1日 - )は、日本漫画編集者[7]。株式会社ミックスグリーン代表取締役[8]2022年集英社を退社し、現在はフリーランスの編集者として活動。

経歴

東京都生まれ、東京育ち。國學院大學久我山中学校・高等学校を経て、法政大学国際文化学部を卒業[9][10]

2006年に集英社に入社。最初は『月刊少年ジャンプ』に配属される[11]。入社して1年で、月刊少年漫画誌『ジャンプSQ』の創刊編集の一人となる[12]

2018年6月に『ジャンプSQ』から『少年ジャンプ+』編集部に異動[3]
現在は『少年ジャンプ+』にて『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』・『HEART GEAR』・『幼稚園WARS』・『ダンダダン』・『BEAT&MOTION』担当中[13]

2022年8月末、集英社を退社。フリーランスの編集者として活動を開始する。なお、少年ジャンプ+で担当していた作品については、林が引き続き編集者として続投する。また、独立に伴い自分の会社を立ち上げた[14]

人物

  • 既婚[15]。子どもが1人いる[16]。両親は共に台湾人であり、のちに帰化した。故に林自身は在日台湾人2世として日本で生まれ育っている[3]。子供の頃は週刊少年サンデーを愛読する「サンデーっ子」だったが、中高時代に同級生らが持ち寄った漫画雑誌を手当たり次第読むようになったという[1]
  • 漫画はよく読んでいたが、当初は特別に出版業界に興味を抱いていたわけではなく、就職活動時に興味のある企業を複数受け、内定をもらった中から一番給料が良かった集英社に入社。編集部に配属されて編集者としてのキャリアをスタートさせた[11]
  • 俳優の風間俊介は昔からの友人である[17]
  • 同じく法政大学出身の『少年ジャンプ』編集主任の片山達彦とは懇意にしており、大学内に設置されている「自主マスコミ講座」講師も務めている[18]
  • 編集者としての職業柄、新人作家の発掘に力を入れており、漫画家志望者が執筆に集中出来る環境を整え、サポートできないものかとの強い思いがあり、その考えに共感したサイバーエージェントがプロジェクトを発足。出版社に持ち込みがしやすく、高額な家賃、食費や光熱費の一切を気にしなくてよいアパートメント「MANGA APARTMENT VUY(マンガアパートメント ヴイ)」を東京都23区内に建て、2024年7月より入居者の募集を行った。林は寮長兼プロデューサーを務めている[8][19]

担当作品リスト

SPY×FAMILY』・『チェンソーマン』・『HEART GEAR』・『幼稚園WARS』・『ダンダダン』・『BEAT&MOTION』担当中[13]

過去立ち上げ作品は『青の祓魔師』・『この音とまれ!』・『ファイアパンチ』・『怪物事変』・『左ききのエレン』・『地獄楽』・『カッコカワイイ宣言!』・『ルックバック[20]・『貧乏神が![21]・『ドリキャン!!』・『ムーンランド』・『彼女と彼』[22]・『いいよね!米澤先生』・『BLACK TORCH』・『終極エンゲージ[3]

過去担当作品は『BLUE DRAGON ST[23]・『特異体質系女子の話』・『TISTA』・『月華美刃』・『終末のハーレム』・『冒険王ビィト』・『Mr.Clice[24]・『ワンダーラビットガール[25]・『ギャグマンガ日和[26]・『FANTASMA[27]・『神のまにまに』・『全部ぶっ壊す』・『彼岸此岸のものどもよ』・『アンテン様の腹の中[28]・『宇宙の卵』・『ベイビーブルーパー』[29]

メディア出演

配信番組

  • 林士平のイナズマフラッシュ(2024年7月1日 - 、Amazon Music) - パーソナリティ。ポッドキャスト番組[30]
  • 種﨑敦美の寿司食いてェ!!(2022年6月2日、超!A&G+)[31]

ラジオ

テレビ

配信

  • SQ.フェスタ2011「地獄のミサワ先生トークショー」(2011年11月12日、ニコニコ生放送[43]
  • 地獄のミサワ「いいよね!米澤先生」連載終了記念生放送(2017年6月2日、ニコニコ生放送)[44]

脚注

出典

  1. ^ a b 累計1730万部、敏腕ジャンプ編集者が明かす『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』ヒットの裏側”. 2022年5月3日閲覧。
  2. ^ 林士平Twitter(2020年7月1日)
  3. ^ a b c d 【第41回】漫画編集者が伝える、新人作家への最初の課題”. 2021年3月8日閲覧。
  4. ^ 林士平Twitter(2017年8月17日)
  5. ^ 林士平Twitter
  6. ^ 林士平Twitter(2020年7月7日)
  7. ^ 林士平(りんしへい) [@SHIHEILIN] (2024年9月28日). "私事でございますが、お伝えがございます。私、林士平は、2022年8月末で、集英社を退社しております。現在は、フリーの漫画編集者として、ジャンププラス編集部で漫画編集者を変わらず、続けさせて頂いております。". X(旧Twitter)より2024年9月28日閲覧
  8. ^ a b 『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』等多くの作品を手がける漫画編集者・林士平氏と共に、本気で漫画家を目指す方限定の「MANGA APARTMENT VUY」始動”. サイバーエージェント (2024年7月11日). 2024年8月24日閲覧。
  9. ^ 『集英社の林士平先輩が、『鬼滅の刃』超えの『SPY×FAMILY』編集者として大注目!』”. 法政大学自主マスコミ講座ブログ. 2023年1月2日閲覧。
  10. ^ 林士平Twitter(2020年7月12日)
  11. ^ a b バズはMP、HPは増えない 「少年ジャンプ+」編集者・林士平インタビュー Vo.2”. 2021年3月8日閲覧。
  12. ^ 【青の祓魔師】『ジャンプスクエア』編集者が証言!大ヒット漫画の舞台裏”. 2021年4月27日閲覧。
  13. ^ a b 漫画編集者歴17年・林士平が考える “若者への投資”「そうじゃないと廃れていく」 SPY×FAMILYなど担当” (2023年8月16日). 2022年8月22日閲覧。
  14. ^ 林士平(りんしへい) [@SHIHEILIN] (2024年9月28日). "独立に伴い、自分の会社を立ち上げました。こちらで、優秀な編集アシスタント・プロデュースアシスタントさん達と一緒に、アニメ・実写等、新企画の制作を進めております。新しいキャラクター・物語の制作が沢山進行中です。こちら、皆様にアナウンスできるタイミングにお伝えさせて頂きますので、乞うご期待です!また、「VUY」という「教育アパートメント事業」に関しては、サイバーエージェント様と、林個人の会社の仕事になります。それ以外でも、全国の専門学校・美大での持込会・講義等、漫画家育成・教育事業は重点的に進行したいと願っております。こちらも引き続き何卒、よろしくお願いします。". X(旧Twitter)より2024年9月28日閲覧
  15. ^ 林士平Twitter(2020年7月7日)
  16. ^ 林士平Twitter(2021年11月24日)
  17. ^ 『林士平のイナズマフラッシュ』公式Amazon music、2024年12月23日公式ポスト
  18. ^ 『集英社の林士平先輩が、『鬼滅の刃』超えの『SPY×FAMILY』編集者として大注目!』”. 法政大学自主マスコミ講座ブログ. 2023年1月2日閲覧。
  19. ^ 『SPY×FAMILY』担当編集者も始動 「本気で漫画家を目指す方々をサポート」 漫画家育成プロジェクトの今”. 日テレNEWS NNN. 日本テレビ (2024年7月30日). 2024年8月24日閲覧。
  20. ^ 林士平Twitter(ホーム画面)
  21. ^ 林士平Twitter(2020年7月3日)
  22. ^ 【第57回】漫画描き始めの作家が読んだら役立つ本3選”. 2022年7月23日閲覧。
  23. ^ 【第66回】担当作家 藤本タツキ先生Q&A!”. 2022年7月23日閲覧。
  24. ^ 【第48回】漫画家と担当編集者の出会いの全7パターン詳細説明と、良い点・悪い点”. 2022年7月23日閲覧。
  25. ^ “官能サスペンス「ワンダーラビットガール」&あるあるギャグ「大森~」がYJに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年4月7日). https://natalie.mu/comic/news/182634 2021年4月27日閲覧。 
  26. ^ ジャンプSQ.若手作家が聞く「マンガの極意!」増田こうすけ 先生×左藤真大 先生
  27. ^ 『FANTASMA』1~3巻 巻末より
  28. ^ 『ダンダダン』『SPY×FAMILY』『ルックバック』――マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」からヒット作が生まれ続ける理由とは【編集者・林士平インタビュー】” (2023年2月10日). 2023年9月2日閲覧。
  29. ^ 「失敗と捉えず『うまくいく途中』と思って進めばいい」漫画編集者・林士平の働き方” (2023年3月10日). 2023年9月2日閲覧。
  30. ^ Amazon Music、漫画編集者・林士平(りんしへい)が各界のトップランナーと新たなものづくりやアイデアについてじっくり語り合う新ポッドキャスト番組「林士平のイナズマフラッシュ」を本日より独占配信”. PR TIMES (2024年7月1日). 2024年8月24日閲覧。
  31. ^ 『SPY×FAMILY』原作者の遠藤達哉先生が登場!アーニャの超能力・誕生秘話を語る!~6月2日「種﨑敦美の寿司食いてェ!!」”. 超!A&G+. 文化放送 (2022年6月22日). 2024年8月24日閲覧。
  32. ^ 自己紹介型番組『ナニモノ!』(毎週木曜日午後7時45分~)、11月24日(木)放送回のパーソナリティは、少年ジャンプ作品の漫画編集者・林士平さん担当します!”. &文化放送. 文化放送 (2017年11月14日). 2024年8月24日閲覧。
  33. ^ 火曜シン・ラジオ:放送作家・鈴木おさむ×河瀬大作 meets 林士平 (2023年5月16日放送より)”. BAYFM78 ON-DEMAND. BAYFM78 (2023年5月31日). 2024年8月24日閲覧。
  34. ^ 「TOOBOE」と『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』を手がける漫画編集者・林士平が昭和~令和のアニメにおける漫画と音楽の交差を分析する特番決定! 『TOOBOEと林士平の“マンガ・オンガク道”』”. &文化放送. 文化放送 (2024年5月21日). 2024年8月24日閲覧。
  35. ^ 週刊少年ジャンプの元編集長「Dr.マシリト」こと鳥嶋和彦氏と『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』の編集を務めた林士平氏がラジオ番組で対談。8月24日の深夜1時に放送”. 電ファミニコゲーマー. マレ (2024年8月23日). 2024年8月24日閲覧。
  36. ^ マンガ家と編集者をマッチングさせてマンガを作るプロジェクトがBS日テレ番組で”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年10月12日). 2024年8月24日閲覧。
  37. ^ 「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」担当編集の林士平氏が今夜のWBSに生出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月14日). 2024年8月24日閲覧。
  38. ^ 湯浅政明監督らが「あたらしいテレビ2023」にVTR出演、心に残った映像コンテンツ紹介”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年12月29日). 2024年8月24日閲覧。
  39. ^ "「菅田将暉×林士平」EP1". NHK. 2023年9月1日. 2023年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月17日閲覧
  40. ^ "「菅田将暉×林士平」EP2". NHK. 2023年9月8日. 2023年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月6日閲覧
  41. ^ “菅田将暉がマンガ編集者とTV番組でトーク、原作者の雰囲気を参考にした実写作品とは”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月31日). https://natalie.mu/eiga/news/538732 2023年9月2日閲覧。 
  42. ^ NHKスペシャル:「新ジャポニズム」でマンガ、アニメの魅力紹介 「ダンダダン」「SPY×FAMILY」作者登場”. MANTANWEB. MANTAN (2024年12月25日). 2025年1月8日閲覧。
  43. ^ 地獄のミサワが本日ニコニコ本社でトーク、定員120名”. コミックナタリー. ナターシャ (2011年11月12日). 2024年8月24日閲覧。
  44. ^ 「いいよね!米澤先生」完結巻発売、地獄のミサワが本日ニコ生出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年6月2日). 2024年8月24日閲覧。

外部リンク

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