森下くるみ
森下 くるみ(もりした くるみ、1980年3月4日 - )は、日本の文筆家、女優、元AV女優。秋田県秋田市出身[1]。 略歴・人物1998年9月にソフト・オン・デマンドにてデビューし、当時としては異例であった12本の出演契約を結ぶ[2]。インディーズAVメーカー初の専属女優であり、ロリータ系AV女優としてAVに加え、写真集を含むグラビアでも活動した。2002年にはソフト・オン・デマンドを離れ、TOHJIROが設立したドグマの専属女優となった[3]。 10年ほど人気を博す[2][4]ものの、要求される内容がどんどんハードになってきたことから、2008年にAV女優を引退[2][4]。 AV女優引退後は主に文筆家として活動している[5][4]。 2011年に映画、2014年には舞台に出演する[6]。 その後、2018年11月に「今後の活動のためにひと区切りつけたい」との理由からAV人権倫理機構に「作品販売等停止申請」を行い、AV女優としての全出演作品の販売・インターネット配信の停止がなされたことを明らかにした[7]。これらは業界に嫌悪したり、自身の過去の否定ではなく、むしろソフト・オン・デマンドでデビューしているからこそ日本的なポルノの文化的特性を理解しており、資料的な意味合いで残すという意味においては賛同している[3]。 AVが原因となる偏見問題は女優側でなく、本来「版元であるメーカーや所属事務所が対応すべき」という意見を持つ[8]。 趣味公式ブログを通じて自身の趣味を公表している[9]。それによれば、好みの映画監督は小津安二郎、成瀬巳喜男、川島雄三、伊丹十三、森崎東、チャップリン、スティーヴン・スピルバーグ、アンドレイ・タルコフスキー、ボリス・バルネット、ヴィットリオ・デ・シーカ、フェデリコ・フェリーニ、マルコ・ベロッキオ、アルフレッド・ヒッチコック、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、ラウル・セルヴェ、ジョン・ウォーターズなど。ミュージシャンではキング・クリムゾン、ZABADAK、GAUZE、平沢進などを挙げている。 また旅行も趣味であり、これまでにカナダ・イタリア・フランス・ベルギー・オランダ・ドイツ・チェコ・スペイン・インド・タイ・ベトナム・ラオス・マレーシア・シンガポール・インドネシア・台湾・香港・韓国・チベット・中国(北京、上海、杭州、紹興、黄山、南京、景徳鎮、泰山、成都)などを訪れている。 作品著書等アダルト写真集
エッセイ
対談集
小説
電子書籍連載
寄稿
出演映画
舞台
脚注出典
関連項目外部リンク
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