牧島町
牧島町(まきしままち)は、長崎市東部に位置する町である。 戸石町の南方海上500mに位置する牧島全域と周辺の岩礁からなる。戸石町とは牧戸橋で結ぶ。南は橘湾に面する。 長崎火山岩類の安山岩が主で、東部は玄武岩からなる。島の東部には国指定跡の曲崎古墳群がある。 地名は江戸期に佐賀藩諫早領の牧場があったことにちなむ。 沿革
主な産業橘湾で捕獲されたマダイの養殖業とイチゴ栽培が盛んで、市場は長崎市内が中心である。 牧島震洋基地昭和20年4月、同町に川棚突撃第三特攻隊が配備された。はじめは兵舎などはなかったが7月初旬に第四二震洋隊に基地移動が命じられ、牧島震洋隊基地が設置された。配属されたのは第四二震洋隊 高橋部隊。士官7名・添乗員50名・本部付21名・整備隊員37名・基地隊員74名の総員189名。既に基地壕は崩壊しており残っていない。[1] 脚注
参考文献
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