田村公平
田村 公平(たむら こうへい、1947年3月19日 - )は、日本の政治家。参議院議員(2期)、自由連合幹事長、建設政務次官(第2次森内閣)などを歴任。高知県土佐山田町(現・香美市)出身。父は元衆議院議員の田村良平。 略歴
政策美しい国参議院議員時代は自由民主党議員であったが、安倍晋三の美しい国というスローガンに対してはかなり批判的であった。 2007年7月1日、田村の決起集会にて、安倍は集まった聴衆に対し「美しい国」の理念や自民党の政策を訴えた。しかし、7月16日、田村は「美しい国」について「意味がよく分からない」[7] と指摘した上で「高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。絵に描いた『美しい国、日本』で応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような気がする」[7] と批判し、「そういう思いをだれかが言わないといけない」[7]としている。これを受け同月19日、安倍は高知県への遊説を見送ることを決定した。同月20日、安倍は四国入りするが、徳島、香川、愛媛三県だけで応援演説した[8]。 同年7月29日の開票の結果、四国四県の自民党候補のなかでは最も健闘したものの、結局12000票余り及ばず落選した。 防災2007年7月16日、田村は演説にて、7月1日に高知県を訪れた安倍晋三に触れ「(首相は)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。南海地震対策を政府の責任で5千億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる」[7]と訴えた。 農林水産農業政策についても一家言持っており、党執行部の選挙演説内容に対して反論している。 2007年7月15日、自由民主党幹事長の中川秀直が第21回参議院議員通常選挙に立候補した田村の応援に訪れたが、翌日、田村は中川について「『高知の農産物を上海に売ればいい』と言ったが、(高知空港に)国際線が飛びもしないのに、できもしないことを言ってもらいたくない」[7]と演説している。 世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)との関係
脚注
外部リンク
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