福島町 (長崎県)
福島町(ふくしまちょう)は、長崎県の北部、福島を主な行政区域としていた町である。北松浦郡に属した。 2006年1月1日、松浦市および北松浦郡鷹島町と新設合併して新市制による松浦市となった。 地理長崎県の北部に位置する。福島は伊万里湾の中央部に位置しており、東西約7km、南北約8kmの長さを持つ。長崎県に属してはいるが、島の東側の対岸は佐賀県伊万里市である。伊万里市との間には1967年10月に完成した長さ225mの福島大橋が架けられており、陸路を通る際には佐賀県から島へ入る形となる。 このほか、対岸の佐賀県との間の海上には「いろは島」と呼ばれる48ヶ所の島(無人島)が浮かんでおり、これらも福島町の行政区域に含まれている。 歴史
産業かつては町内に炭鉱があったが1972年に閉山。現在ではクルマエビおよび真珠の養殖業が主産業。また炭鉱跡地には液化石油ガスの備蓄基地が建設された。 友好都市地域地名大字は無し。合併し松浦市となって以降は、免の名称に「福島町」を冠し「福島町○○免」と表記している。
教育中学校小学校
交通本土への連絡長崎県にある島でありながら、長崎県内の本土地域へ直行する交通手段は皆無で、佐賀県伊万里市との間にのみ交通が整備されている。(かつては佐世保・大野 - 伊万里 - 福島港間の直通路線バスがあったが、1996年に廃止された) バス西肥自動車により、伊万里駅前と福島を結ぶ路線バスが運行されている(伊万里湾東岸部を通り、福島大橋を渡る)。このほか島内を循環するバスも運行されている。 船舶金子廻漕店により、伊万里市の西北端、伊万里湾西岸部の松浦市に近い位置にある浦ノ崎港と福島を結ぶ定期船が運航されている。浦ノ崎港の位置は松浦鉄道福島口駅に近い。 この定期船はフェリーではなく、自動車で福島から長崎県内本土地域に行く場合は伊万里湾東岸の福島大橋を渡り、伊万里湾沿いを大回りしなければならない。 島内の交通長崎県道・佐賀県道103号喜内瀬鍋串辻線が一周道路の役割を担うが、狭小な1車線区間もある。島内には一般国道および主要地方道はない。 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
福島町出身の著名人関連項目外部リンク
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