親愛なるジョージ・スプリングヒル・バンド様
『親愛なるジョージ・スプリングヒル・バンド様』(しんあいなるジョージ・スプリングヒル・バンドさま)は、チェッカーズが、『キュート・ビート・クラブ・バンド(英字表記:Cute Beat Club Band)』名義(以下、C.B.C.B.と記載)で発売した企画アルバム。 1985年12月21日にキャニオン・レコードよりCDとカセットで完全限定販売でリリースされた。1995年12月16日にCDのみ再リリース。 背景・解説収録内容は、『藤井郁弥がニューヨークへ行き、1本のカセットを見つける。そのカセットの中には、1960年代に成功を目の前にしてリーダーの死亡という不運に見舞われた伝説のバンド「ジョージ・スプリングヒル・バンド」(英字表記:THE GEORGE SPRINGHILL BAND)の音源が3曲収録されていた。そのカセットをメンバーが聞き、「もう一度蘇らせよう」と企画』し、その企画が出来上がるまでを、「スネークマンショー」ばりの音声によるコントと共に、ジョージ・スプリングヒル・バンドのオリジナル音源3曲と、C.B.C.B.のカバー音源3曲で構成されているアルバム。 コントは上記のストーリーには直接関係無いコントも収録されている。 だが、”ジョージ・スプリングヒル・バンドは、架空のバンド”。 収録曲も実際はメンバーが作曲したオリジナル曲。発表当時はインターネットが普及していない時代で、”ジョージ・スプリングヒル・バンドは、すべて自分達で作り上げた架空のバンド”という発表を行なうまで、中古レコードショップに『「ジョージ・スプリングヒル・バンド」のレコードは無いか?』とオリジナル音源を捜し続けるファンからの問合せが多かった。 「ジョージ・スプリングヒル・バンド」バージョンのヴォーカルは、元ゴダイゴのトミー・スナイダーが歌唱した。 本作発売前の1985年11月24日、チェッカーズが出演したTBSテレビ系列特別バラエティ番組「チェッカー ズンズン!」にてC.B.C.B.名義で出演し、収録曲3曲を披露した。 中でも「NEXT GENERATION」は、1987年発売のチェッカーズ初のベストアルバム「THE CHECKERS BEST」にも収録され、ライブなどで多く歌われた。 B5サイズの大型特製BOXに、CDまたはカセットと、B5サイズの30ページカラーブックレットがセットで収納されている。また1985年発売CDはスリムケースに収納されたが、1995年再発版は通常のCDケースに収納されている。 収録曲収録曲の「★」は、アルバムのブックレットに記載されている製作者クレジット。「☆」は、実際に製作した製作者[1]。
収録内容
注釈
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