馬部隆弘馬部 隆弘(ばべ たかひろ、1976年 - )は、日本の歴史学者。中京大学教授。専門は戦国期の畿内政治史。 経歴1976年、兵庫県生まれ[1]。1999年、熊本大学文学部史学科卒業[1]。2007年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了[1]。枚方市法制室歴史資料整理員、枚方市教育委員会枚方図書館歴史資料整理員、枚方市教育委員会中央図書館市史資料調査専門員、長岡京市教育委員会生涯学習課技師・主査を歴任[2]。2007年「戦国期城郭政策論」で大阪大学・博士(文学)[3]。2015年、大阪大谷大学文学部専任講師、2018年、大阪大谷大学文学部准教授に就任[2]。2023年、中京大学文学部教授に就任。 京都府木津川市山城町椿井を出自とする椿井政隆が偽作した古文書類(椿井文書)の研究で知られる[4]。 自身の研究について、「私の説明を聞いて偽物だと納得してくださる方が大多数でしたが、椿井文書に基づく歴史が定着している地域で、かつその歴史を多方面に語ってきた方からは反発が激しかった」「だいたいの場合は、理論的に説明しても聞く耳を持ってくれないです。論文を発表した当初はまだ大学院生だったので、著名なあの先生もこう言っているのでこっちのほうが正しいはずだと反論されたり。椿井文書に関する最初の論文は、ちゃんとした査読誌に掲載されているんですが、おまえの勝手な思い込みだとか言われましたね」と述懐している[4]。 著書
史料編纂
共著
脚注
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