髙島泰都
髙島 泰都(たかしま たいと、1999年12月3日 - )は、北海道赤平市出身のプロ野球選手(投手)。オリックス・バファローズ所属。 経歴プロ入り前赤平市立赤間小学校1年生のときに「赤平レッドレイズ」で野球を始め、赤平市立赤平中学校では軟式野球部に所属した[2]。 滝川西高校に進学し、2年秋に背番号11でベンチ入り[3]。3年夏は背番号10でチーム19年ぶり3回目となる甲子園に出場し、仙台育英との1回戦で2番手として登板[4]して最速141km/hを計測するも、1回2/3を5失点であった[5]。 準硬式野球部のスポーツ推薦で明治大学に入学。1年春からリーグ戦に登板し、当初は制球に苦しんだが[4]、1年夏のオープン戦で「コントロールのこつを急につかんだ」と突如制球が安定し、その後はリーグ戦の1戦目を任されるなど、先発としての地位を確立した[6]。3年春は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦中止、部の活動も一時停止となり、この期間でウエイトトレーニングに励むと[6]、3年夏に自己最速の150km/hを計測[7]。大学4年間ではリーグ戦通算23勝8敗・防御率2.33を記録した[8]。 王子へ入社すると、硬式への復帰1年目から先発の柱として活躍[2]。日本選手権では2試合に先発登板した[9]。2年目は都市対抗に出場。2試合・10回を投げて防御率0.90を記録し[8]、チーム8年ぶりのベスト4進出に貢献した[2]。 2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、オリックス・バファローズから5位指名を受けた[3][注 1]。11月16日に契約金3000万円・年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ[9]。背番号は96[13]。 オリックス時代2024年はオープン戦で結果を残し[14]、開幕一軍入りを果たすと[15]、3月31日の福岡ソフトバンクホークスとの開幕第3戦で、9回に5番手で登板し、1回被安打1、自責点1(奪三振1)という結果を残した[16]。4月10日の楽天戦でプロ初先発を果たし、5回途中4失点で降板したが、勝ち負けはつかなかった[17]。自身5度目の先発登板となった8月8日の埼玉西武ライオンズ戦で5回無失点で勝利投手の権利を手にすると、チームはそのまま勝利し、リリーフ登板も含めた通算17試合目でプロ初勝利を記録した[18]。その後、9月28日の楽天戦で、先発として5回5安打1失点という内容で2勝目を挙げた[19]。最終的に21試合(9先発)の登板で、2勝2敗4ホールド、防御率4.02という成績を残した[20]。10月29日には1300万円増の推定年俸2000万円で契約を更改した[20]。 選手としての特徴持ち球は最速150km/hのストレート[4]、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ[21]。空振りを取れるチェンジアップが武器である[5]。 人物端正なルックスと出身チームから、「王子から来た王子様」と呼ばれる[16]。 2024年、8月8日のプロ初勝利時のヒーローインタビューで、8月4日に結婚したことを発表した[18]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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