鷹野宏史
鷹野 宏史(たかの ひろふみ、1964年10月4日 - )は、日本中央競馬会に所属する元騎手の調教助手。本名、片山 宏史(かたやま ひろふみ・旧姓:鷹野)。得意な戦法は先行。趣味はツーリング、読書。 来歴1982年4月16日に高知競馬場の松木啓助厩舎所属騎手としてデビューし、翌4月17日に初勝利を挙げた。 2005年7月18日にデビュー以来12863戦目で史上60人目となる地方競馬通算2000勝を達成した。2006年2月2日から勝負服の柄を胴青、黄山形一文字、袖青から胴黒、赤のこぎり歯型、袖青へ変更した。 2007年、10月24日に4度目の受験となるJRAの平成20年度新規騎手免許第1次試験を受験し、11月15日に発表された合格者の中に含まれていたことが明らかになった。中央競馬で一度も騎乗経験のない地方の騎手が1次試験を合格するのは初めてのことである。 2008年、2月14日に第2次試験の合格が発表され、高知県競馬組合所属騎手および中央競馬で騎乗経験のない地方の騎手として初めてJRAの騎手試験合格者となる。同年2月24日には高知競馬場で壮行式が行われ、「飛翔タカノ壮行特別」が地方競馬騎手として最後の騎乗となった(1番人気10着)。 2008年3月1日付で美浦・二ノ宮敬宇厩舎所属騎手としてJRA騎手免許交付。デビュー同期に伊藤工真、大江原圭、三浦皇成の3人と、大井から移籍してきた内田博幸がいる[2]。同日、中山競馬第3競走でハイブリッドスターに騎乗しJRA初騎乗(10着)[3]、5月18日、新潟競馬第3競走でアンブロークンに騎乗しJRA移籍後初勝利を挙げた[1]。 2010年4月21日付で二ノ宮厩舎を離れフリー騎手となり[4]、翌22日から所属先を栗東トレーニングセンターに移した[4]。 2011年12月20日付で騎手を引退、藤沢則雄厩舎で調教助手になることが発表された。 エピソード日本中央競馬会の騎手免許取得時に次男が競馬学校騎手課程の入学試験に合格していた[5]が、2010年までに退学したとみられ[6]、宏史が夢見ていた同一レースでの騎乗[5]は実現しなかった。 おもな騎乗馬
騎乗成績地方競馬14345戦2190勝 中央競馬
脚注
関連項目外部リンク
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