CY8ER
CY8ER(サイバー)は、2016年から2021年まで日本で活動していた女性アイドルグループである。所属事務所はオリジナルメンバーの苺りなはむが代表を務める15STYLE。所属レコードレーベルはビクターエンタテインメント。2021年1月10日に行われた日本武道館公演『CY8ERなりの横浜アリーナ』をもって解散した。なお、この項目では前身であるBPM15Q(ビーピーエムイチゴーキュー)についても記述する。 概要「大人たちの事情」に振り回されない、完全なセルフプロデュースにより新たなカルチャーを作り出すことを目指して活動していた[1]。オリジナルメンバーの苺りなはむがプロデュースや社長業を行いながら、他のメンバーと同様にライブにも参加していることから、アイドルの中でも活動形態が特異であることことが窺える。プロデュース担当の苺りなはむがBiS出身であり、事務所運営も苺りなはむが行っているが故に、活動内容には一般的なアイドルが行わないような実験的な試みが多い。夢の場所で最高のエンドロールを迎えるというグループの裏コンセプトに沿って、2021年の日本武道館でのワンマンライブを叶えて解散した。楽曲制作はYunomi、作詞はメンバーの苺りなはむが主に担当している。また、舞台演出は渋都市株式会社に所属するhuezが協力している。作品やステージはかつての秋葉原のオタクカルチャーや地下アイドルの文化などに、クラブカルチャーが混合された雰囲気に作り上げられている。 ファンクラブCY8ER公式ファンクラブ 「CY8ERサバイ族」が 2020/4/18(土) 20時に OPEN決定! 限定オフショットや、限定配信、メンバー登場のグループチャットなどをお届け 2020/5/15(金)までに入会した方々全員に、実物会員証がプレゼントされる。 主催イベントの特徴ツアーの「心拍数三一八」、持ち曲を全て披露するまで終わらない「耐久サイバー」、低価格チケットの販売のある「オタメシサイバー」、トーク中心で入場基本無料の「サバイ族総会」など主催イベントは多岐に渡る。チケットの特徴として、公式オンラインショップでは各種プレイガイドで買える一般のチケットよりも高額な優先エリア観覧チケットを販売し、チケット金額で観客のクラス分けを行い、チェキ撮影,ライブ前楽屋訪問,ライブ後打ち上げ,未公開音源の配布などの特典を追加して待遇に差を付けている[2]。例えば、2019年6月23日にTOKYO DOME CITY HALLで行われた6回目のワンマンライブであるCY8ER DEATH MATCH公演では、最遠の席となる破格指定席で318円,アリーナ後方より遠くなるスタンディング/指定席で3,180円,アリーナ前方かつハイタッチができるSチケットで13,800円,アリーナ最前列かつライブ後打ち上げに参加できるSSチケットで31,800円,アリーナ最前列かつライブ後打ち上げと後日カラオケ打ち上げに参加できるVIPチケットで138,000円という価格設定が行われており、値幅が極めて大きいが、上のクラスになるほど、CY8ERのメンバーと深く交流することが可能になっている。 沿革型破りなイベントを多数企画して実施している。 2015年5月31日、元BiS/アキシブprojectの苺りなはむと、にかもきゅにより、CY8ERの前身となる「BPM15Q」(ビーピーエムいちごキュー)を結成[1]。 2016年12月24日、苺りなはむと小犬丸ぽちによって「CY8ER」結成。当初はBPM15Qからの改名の予定だった[3]ため、BPM15Qから一部楽曲を引き継いでいる。また、「BPM15Q」の2倍の人数である4名で活動開始予定だったことから「159」の2倍「318(サイバー)」をもとにグループ名を「CY8ER」とした[4]。 2017年2月2日、CY8ER 1st one-man live「~僕達の音楽は鳴り止まない~」(会場:渋谷WWW-X)を開催 5月6日、「武道館アイドル博」にて、防護服着用でのハグ会を実施[5]。 8月、集英社「ヤングジャンプ」サキドルエースSURVIVAL SEASON7にましろが参加[6][7]。 9月8日、CY8ER 2nd one-man live「LUCID DREAMING -覚醒夢- at LIQUIDROOM」(会場:恵比寿 LIQUIDROOM)を開催。ワンマン公演としては初の6人体制となった。 2018年1月10日より全国11都市12公演のCY8ER初の全国ツアー「NEWGENE TOUR」を開催 5月2日、CY8ER 3rd one-man live「NEWGENE TOUR FINAL」(会場:SHIBUYA O-EAST)を開催 8月2日、CY8ER 4th one-man live「SOUND OF ME」(会場:新木場 STUDIO COAST)を開催。Yunomiをゲストに迎えDJ SETで公演した。 12月26日、CY8ER 5th one-man live「~LAST CIRCUS TOUR FINAL~」(会場:EX THEATER ROPPONGI)を開催。この公演中に翌年6月23日にワンマンライブを行うことを発表。 2019年1月19日、東京都代官山にある「晴れたら空に豆まいて」にて無料イベント(但し、2ドリンク制で1200円が必要)のサバイ族総会を開催。 1月31日、CY8ER主催の音楽イベントである心拍数三一八~東京編~を東京都渋谷区にあるWOMBで開催した。事前に公式twitterで予告されていた、重大発表は2月から3ヵ月連続CDリリースであった。このイベントを皮切りに心拍数三一八~名古屋編~,心拍数三一八~大阪編~も順次開催された。また、このイベントは女性の入場は無料となっている。 2月18日、心拍数三一八 CY8ER VS ZOC(会場:渋谷WOMB)開催 3月8日から2019年3月12日、旅行会社のJTBと共同で企画したハワイ旅行企画である、CY8ERと行くワイワイバカンス in Hawaiiを行った。 3月18日、CY8ER大感謝祭(会場:渋谷O-WEST)を開催[8] 4月18日、オタメシサイバー(会場:GARRET udagawa)を開催 チケットが3種類用意されており、「オタメシチケット 318円」「サバイチケット 3180円」「ヤバイチケット 10318円」となっている。(5月17日も同様) 4月26日 OPC fes. -HEISEI LAST FRIDAY-(会場:新木場STUDIO COAST)出演[9] 5月5日、リクエストCY8ER(会場:渋谷TSUTAYAO-Crest)を開催 前売り無し当日券のみで2部制となっている。 1部 open 16:00 / start 16:45 (20位-11位までの曲を披露) 2部 open 19:30 / start 20:15 (10位-1位までの曲を披露) ネット上の3フォームから投票された票数で決まった順位の曲を披露するライブイベントとなっている。(※投票結果[10]) 5月10日、心拍数三一八 CY8ER / 悲劇のヒロイン症候群(会場:渋谷WOMB)開催 5月17日、オタメシサイバー(会場:渋谷GARRET)を開催 5月28日、耐久サイバー(会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE)を開催[11] 5月31日、出張サイバー静岡編(会場:静岡UMBER)を開催 6月23日、CY8ER 6th one-man live「CY8ER DEATH MATCH」(会場:TOKYO DOME CITY HALL)を開催 9月14日、心拍数三一八東京(会場:渋谷 O-West)を開催。9月18日、心拍数三一八名古屋(会場:RADHALL)を開催。9月19日、心拍数三一八大阪(会場:心斎橋JANUS)を開催。 10月、翌年1月22日にビクターエンタテインメントからメジャーデビューすることを発表した[12]。 11月23日、CY8ERフェス(会場:新木場 ageHa)開催予定。CY8ER初主催のフェスとなっており、オールナイトイベントと予定されている。 2020年7月18日、無観客配信ライブ『伝えたいこと』を開催。翌年1月の日本武道館公演をもって解散することを発表した[13]。 8月、全国11会場を回るファイナルツアー「CY8ER FINAL TOUR -正夢-」を開催[14]。 2021年1月10日、日本武道館公演『CY8ERなりの横浜アリーナ』をもって解散した[13]。ライブ最後の曲の前にはメンバーが煙幕で消え、各メンバー色のスポットライトはその場に残ったまま、映像の中の存在としては残り続けるという演出で最終曲が流れて公演は幕を閉じた。公演中には、活動のラストを飾る新曲『エンドロール』,『約束』,『Hometown』が流れ、会場の物販では上記3曲が収録されたエンドロールというラストシングルが販売された。ネタバレを防ぐために開演前は内容不明のCDとして販売され、終演後渡しが行われた。 メンバー素人が結成した訳ではなく、既にアイドルとして活動実績を持つメンバーが集結している。各メンバーSNSアカウントは下記外部リンク参照
元メンバー
作品シングル
アルバム
DVD
ダウンロード音源
限定音源
ラジオ脚注
外部リンク
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