FIFAコンフェデレーションズカップ2003(英: FIFA Confederations Cup 2003)は、2003年6月18日から6月29日にかけて、フランスで開催された第6回目のFIFAコンフェデレーションズカップである。
概要
当初、参加国として前年のFIFAワールドカップ・日韓大会準優勝国であるドイツが予定されていたが、出場を辞退。代わって同大会3位のトルコが出場した。
また、6月26日の準決勝・カメルーン対コロンビア戦では、カメルーンのマルク=ヴィヴィアン・フォエが試合中に倒れて亡くなる悲劇も起こった。これが一つのきっかけとなり、次回のドイツ大会から4年に1回のペースで、FIFAワールドカップの前年に本大会と同じ国で行うリハーサル大会として開催され、グループリーグの日程にも一定の余裕を持たせるようになった(ただし、一時期コンフェデレーションズカップを廃止する動きがあったともいわれている)。
さらに、2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会のオセアニア枠は1を与えられる予定となっていたが、この大会でのニュージーランドの惨敗は、後にオセアニア枠が0.5に減枠される原因となった(詳細はオセアニアサッカー連盟#オセアニアの国際大会事情を参照のこと)。
日本の民放史上初となるTBSとフジテレビによる共同中継が行われ、大きな話題となった。これは、FIFAワールドカップ、夏季オリンピック以外の国際大会(FIFAワールドユース選手権・FIFA U-17世界選手権を含む)に関して、日本の民放ではTBSとCXがFIFAと準独占的に放映権を取得したものによるものであった。
出場国
- ^ 準優勝国のドイツが出場を辞退したため、代わりにトルコが出場する事になった。
会場一覧
結果
グループリーグ
グループ A
順
|
チーム |
試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点
|
1
|
フランス
|
3 |
3 |
0 |
0 |
8 |
1 |
+7 |
9
|
2
|
コロンビア
|
3 |
2 |
0 |
1 |
4 |
2 |
+2 |
6
|
3
|
日本
|
3 |
1 |
0 |
2 |
4 |
3 |
+1 |
3
|
4
|
ニュージーランド
|
3 |
0 |
0 |
3 |
1 |
11 |
−10 |
0
|
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グループ B
順
|
チーム |
試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点
|
1
|
カメルーン
|
3 |
2 |
1 |
0 |
2 |
0 |
+2 |
7
|
2
|
トルコ
|
3 |
1 |
1 |
1 |
4 |
4 |
0 |
4
|
3
|
ブラジル
|
3 |
1 |
1 |
1 |
3 |
3 |
0 |
4
|
4
|
アメリカ合衆国
|
3 |
0 |
1 |
2 |
1 |
3 |
−2 |
1
|
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決勝トーナメント
準決勝
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3位決定戦
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決勝
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優勝国
FIFAコンフェデレーションズカップ2003優勝国
|
フランス 2大会連続2回目
|
表彰
外部リンク