IPad mini (第6世代)
iPad mini(第6世代)は、 Appleによって設計、開発、販売されたiPad miniシリーズのタブレット端末である。 2021年9月14日に発表された。前身であるiPad mini(第5世代)は、同日販売終了となった[1]。 iPad miniとしては初めてオールスクリーンデザインとなったため、外見は第4世代以降のiPad Airに似ており、前世代機より大きな8.3インチのディスプレイを採用している。また、Apple Pencil(第2世代とUSB-C)をサポートしている。 概要2021年9月14日にiPad miniの第6世代として発表された。同月24日に発売。 TSMCによって5nmプロセスで製造されたA15 Bionicを初採用し大幅に高性能化した[2]。ホームボタンを廃止したフルスクリーンディスプレイを採用し、Touch IDはトップボタン(電源ボタン)に内蔵されている。背面のカメラは大型化され4Kビデオ撮影に対応、前面の超広角カメラはセンターフレーム機能に対応した(TrueDepthカメラは非搭載でFace ID非対応)。USB-Cコネクタを搭載、ヘッドフォンジャックは廃止された。Apple Pencil(第2世代とUSB-C)とLogitech Crayon[3]に対応している。ディスプレイは角を丸めたLiquid Retinaとなり、7.9インチから8.3インチに大型化したが、短辺はドット数が1,536から1,488に減り、僅かに狭くなっている。 カラーバリエーションはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色展開である。前モデルと比較して、厚みは0.2mm増えているものの、Wi-Fiモデルでは7.5g、Wi-Fi + Cellularモデルでは11.2g軽量化している。USB-C充電ケーブル(1m)と20W USB-C電源アダプタを同梱している。 スピーカーはこれまで端末下部にしか搭載されていなかったが、本モデルでは本体側面の上部と下部に1基ずつ搭載されており、横向きに設置したときにステレオサウンドが楽しめる。音量調節ボタンは現在のiPad miniの向きによって、上あるいは右に位置する方が「上げる」ボタンとなる。他の一部のiPadモデルではiPadOS 15.4で「音量コントロールの位置を固定」の設定が変更できるようになった[4]。 特徴ハードウェア通信Wi-FiIEEE802.11ax Wi‑Fi 6(同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80)に対応し、最大通信速度は、1200Mbpsである[5]。 Wi-Fi + Cellularモデルドコモでは受信最大4.2Gbps/送信最大218Mbpsと発表されている[6]。 バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79 4G LTEドコモでは受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbpsと発表されている[7]。
3GUMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) タイムラインiPadモデルの変遷(横スクロールできる画像です) 参考文献
外部リンク
|