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IPhone 15 Pro

Apple > iPhone > iPhone 15 Pro/15 Pro Max
iPhone 15 Pro/15 Pro Max
iPhone 15 Pro ナチュラルチタニウム
開発者 Apple
製造者 Foxconn
キャッチコピー 日本語: チタニウム。この強さ。この軽さ。これぞ、Pro。
英語: Titanium. So strong. So light. So Pro.
販売開始日 2023年9月22日 (14か月前) (2023-09-22)
販売終了日 2024年9月9日 (3か月前) (2024-09-09)
先代機 iPhone 14/14 Plus
iPhone 14 Pro/14 Pro Max
後継機 iPhone 16/16 Plus
iPhone 16 Pro/16 Pro Max
関連機種 iPhone 15/15 Plus
フォームファクタ スマートフォン
サイズ 【iPhone 15 Pro】
146.6 mm
70.6 mm
厚さ 8.25 mm
【iPhone 15 Pro Max】
159.9 mm
76.7 mm
厚さ 8.25 mm
重量 【iPhone 15 Pro】
187 g
【iPhone 15 Pro Max】
221 g
OS iOS 17.0 (21A327)(初期搭載)→iOS 18.2
SoC Apple A17 Pro
CPU 6コア(高性能x2コア+高効率x4コア)
GPU 6コア
メインメモリ 8GB
ストレージ 【Pro】128, 256, 512GB, 1TB
【Pro Max】256, 512GB, 1TB
入力方式 マルチタッチ静電容量方式タッチスクリーン
加速度計
A-GPS
S-GPS
マイクロフォン
近接センサー
押しボタン
ディスプレイ 【iPhone 15 Pro】
6.1インチ
2556 x 1179ピクセル 460 ppi
Super Retina XDRディスプレイ
【iPhone 15 Pro Max】
6.7インチ
2796 x 1290ピクセル 460 ppi
Super Retina XDRディスプレイ
背面カメラ 12MP/F2.2カメラ(広角)
48MP/F1.78(メイン)
12MP/F2.8(望遠)
【Pro Max】5倍の光学ズームイン
【Pro】3倍の光学ズームイン
2倍の光学ズームアウト
【Pro】最大6倍のズームレンジ
【Pro Max】最大10倍のズームレンジ
【Pro】最大15倍のデジタルズーム
【Pro Max】最大25倍のデジタルズーム
4K60fpsビデオ撮影
1080p240fpsスローモーションビデオ撮影
ポートレートモード
前面カメラ 12MP/F1.9カメラ
4K60fpsビデオ撮影
1080p120fpsスローモーションビデオ撮影
ポートレートモード
ナイトモード
サウンド ステレオスピーカー
接続 USB-C(USB 3.2 Gen2)・LAA対応4GEVS-SWB)・5G(Sub6)
Wi‑Fi 6E
Bluetooth 5.3
その他 Snapdragon X70(通信モデムチップ)[1]
補聴器との両立 M3, T4
ウェブサイト www.apple.com/jp/iphone-15-pro/

iPhone 15 Pro/15 Pro Max(アイフォーン フィフティーン プロ/フィフティーン プロ マックス)は、Appleが開発・販売するスマートフォンで、iPhone 14 Proに続く、第17世代目のハイエンドモデルである。2024年10月のiOS 18.1から生成AIプラットフォームのApple Intelligenceベータ版に米国英語から対応してる[2]

概要

2023年9月13日午前2時(日本時間)に開催されたApple Special Eventで発表された[3]

予約注文は2023年9月15日21時(日本時間)から開始、Apple Storeをはじめとして、通信事業者大手のNTTドコモauKDDI沖縄セルラー電話連合)、ソフトバンク楽天モバイルのMNO 4社から、iPhone 15 Proと15 Pro MaxはiPhone 15と同時に2023年9月22日(日本時間)に発売された。[4]

価格は、iPhone 15 Pro(128GBモデル)でUS$ 999/159,800円(税込)〔Apple Store価格〕から。

2024年9月10日にiPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxの発表に伴い、Apple Storeでの販売を終了した。

デザイン

「iPhone 15 Pro」では、iPhoneとして初めて外装のフレーム部分にチタン合金が採用された。チタンは強度重量比が最も高い金属のひとつであり、航空宇宙産業レベルのグレード 5 チタニウム合金PVDコーティング[5])と、内部に100%再生アルミニウム合金の熱機械的処理と固体拡散による接合を採用したことによって大幅な軽量化を実現した[6]。先代のiPhone 14 Pro/Pro Maxが206g/240gであるのに対し、iPhone 15 Pro/Pro Maxは187g/221gとなっている[7]。また、側面がなだらかにカーブ状に加工されており、手にフィットする形状である[8]

カラー カラーネーム
ナチュラルチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム

仕様

iPhone 15 Proシリーズからの新機能

5倍望遠レンズ

iPhone 15 Pro Maxでは初めてテトラプリズムを採用した5倍望遠レンズを搭載している[9]

空間ビデオ撮影

超広角カメラとメインカメラを同時利用し、Apple Vision Pro向けの3D動画を撮影することができる[9]

アクションボタン

「着信/消音」ボタンが廃止され、新たに「アクションボタン」が採用された。消音への切り替えだけでなく、カメラやフラッシュライト、ボイスメモの起動など、ショートカットの用途で活用でき、カスタマイズできる[7]

USB-Cコネクタ

iPhone 15シリーズとともにLightningコネクタが廃止され、iPhoneシリーズで初めてUSB-Cコネクタが採用された。iPhone 15シリーズがUSB 2(最大480Mbps)まで対応しているのに対し、iPhone 15 ProシリーズはA17 Proに内蔵されたUSB 3コントローラにより最大10Gbps(USB 3.2 Gen2 SuperSpeed+)に対応している[10]。最大4.5Wでの給電にも対応する[11]

A17 Pro チップ

業界初の3nmテクノロジーを採用し、CPU 6コア、GPU 6コアのA17 Proチップを搭載している。また、ハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシングを初めて採用しており、ソフトウェアベースのレイトレーシングよりも最大4倍高速になっている[12]

カメラ

メイン4,800万画素+超広角1,200万画素+望遠1,200万画素のトリプルカメラ構成に加えて、光学ズームはiPhone 15 Proでは3倍、iPhone 15 Pro Maxでは5倍に対応、デジタルズームはiPhone 15 Proでは最大15倍、iPhone 15 Pro Maxでは25倍に対応している。マクロ撮影(被写体に2センチほど近づけば自動的に超広角カメラに切り替わりマクロ撮影が可能)、ナイトモード(暗い場所でも明るく写真に収める)、Apple ProRAWなども搭載。動画においては、4K 60fpsの動画撮影に対応し、非常に高精細な動画が撮影可能。またLogビデオ撮影やマクロビデオ撮影などにも対応している。

充電

充電はUSB-PDで20W以上のアダプタを使用して急速充電(最大27W[11])を行った場合、iPhone 15 Proは30分で、iPhone 15 Pro Maxは35分で、50%充電することが可能。 無線充電は、Qi2MagSafeによる最大15Wの給電に対応している。

防水・防塵

IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合した防水防塵性能を備えている。(最大水深6メートルで最大30分間)。

画像

iPhoneのモデルのタイムライン

iPhone 16 ProiPhone 16 ProiPhone 16iPhone 16iPhone 15 ProiPhone 15 ProiPhone 15iPhone 15iPhone 14 ProiPhone 14 ProiPhone 14iPhone 14iPhone 13 ProiPhone 13 ProiPhone 13iPhone 13iPhone SE (第3世代)iPhone 12 ProiPhone 12 ProiPhone 12 MiniiPhone 12iPhone 11 ProiPhone 11 ProiPhone SE (第2世代)iPhone XSiPhone XSiPhone XiPhone 11iPhone XRiPhone 8iPhone 8iPhone SE (第1世代)iPhone 7iPhone 7iPhone 6SiPhone 6SiPhone 6iPhone 6iPhone 5CiPhone 5iPhone 5SiPhone 4SiPhone 4iPhone 3GSiPhone 3GiPhone (初代)
出典: Apple Newsroom Archive[13]

その他

  • Yat-Kha - iPhone 15 ProのTVCM曲として、"Karangailyg Kara Hovaa (Dyngyldai)"が使われた。

脚注

  1. ^ iPhone 15 Proは新モデムにより5G通信速度が最大24%も向上していることが明らかに
  2. ^ iPhone、iPad、MacにApple Intelligenceが登場”. Apple Newsroom (日本). 2024年6月18日閲覧。 “Apple Intelligenceはユーザーに無料で提供され、今年の秋にiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの一部としてベータ版が英語(米国)で利用可能になります。一部の機能、ソフトウェアプラットフォーム、追加言語は来年中に公開される予定です。Apple Intelligenceは、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、M1以降を搭載したiPadとMacで、Siriとデバイスの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できるようになります。”
  3. ^ Apple、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを発表”. Apple Newsroom (日本) (2023年9月12日). 2023年9月13日閲覧。
  4. ^ iPhone 15を最速で予約する方法”. iphone大陸 (2023年9月13日). 2023年9月13日閲覧。
  5. ^ iPhone 15 Proのチタンが「変色する」はデマ? 実機画像がX(旧Twitter)で話題”. ITmedia Mobile. 2023年9月17日閲覧。
  6. ^ 株式会社インプレス (2023年9月13日). “「iPhone 15 Pro」シリーズでチタンを採用、大幅な軽量化を実現”. ケータイ Watch. 2023年9月17日閲覧。
  7. ^ a b アップルから「iPhone 15 Pro」、チタン素材や新「アクションボタン」採用”. ケータイ Watch (2023年9月13日). 2023年9月13日閲覧。
  8. ^ 「iPhone 15 Pro」が“劇的に変わった”と感じた理由 14 Proユーザー視点でレビュー”. ITmedia Mobile. 2024年9月2日閲覧。
  9. ^ a b iPhone 15/15 Proで進化したカメラの中身を徹底解説 Pro Maxの「テトラプリズム」とは?”. ITmedia Mobile. 2023年9月15日閲覧。
  10. ^ “脱Lightning”で「みんなうれしいUSB-C」とApple iPhone 15登場で「うれしすぎる」「5年遅い」など意見さまざま”. ITmedia NEWS (2023年9月13日). 2023年9月13日閲覧。
  11. ^ a b iPhone 15、iPhone 15 ProのUSB-Cポートは、入力最大27W充電、出力最大4.5W給電 | iPhone”. Mac OTAKARA (2023年9月14日). 2023年9月14日閲覧。
  12. ^ iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max”. Apple(日本). 2024年3月8日閲覧。
  13. ^ Apple Inc. (2007-2020). iPhone News - Newsroom Archive. Retrieved january 28, 2021.

外部リンク

先代
iPhone 14/14 Plus
iPhone 14 Pro/14 Pro Max
iPhone 15/15 Plus
iPhone 15 Pro/15 Pro Max

第17世代
次代
iPhone 16/16 Plus
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