J.D.K.BANDJ.D.K.BAND(jdkBAND)は、日本ファルコムが発売するゲームソフトの楽曲のアレンジを専門とするバンドである。 概要1990年に結成された初代 J.D.K.BANDと2007年に結成されたjdkBAND(θ)の2つのバンドがある。「Falcom Sound Team jdk (J.D.K.)」はファルコムのサウンドチームの総称であるため、ファルコムの楽曲に関して作曲を行わない J.D.K.BAND とはまったく別ものである。 初代J.D.K.BAND
岸本友彦をリーダーとして1990年に結成されたヘヴィメタルバンドである。ジャパニーズ・メタル系のバンドを経てきたメンバーで構成されているため、曲の大半をハードロックで占めるが、プログレやバラードなどもある。1991年から1993年の夏には、セガのS.S.T.BANDやタイトーのZUNTATA、カプコンのアルフライラ、コナミの矩形波倶楽部などと共に2日間にわたり、中野サンプラザや日本青年館などで『ゲームミュージックフェスティバル』というライブ活動も行っていた。1994年頃に初代J.D.K.BANDは解散し、メンバーはそれぞれソロ活動を続けている。 メンバー岸本友彦をリーダーとして、全員がプロのミュージシャンで構成されている。
メンバーは時期によって入れ替わっている。 新生 jdkBAND
初代J.D.K.BAND解散から13年の時を経てメンバーを一新し、2007年7月に女性2人を含む6人組ユニットとして新生jdkBANDが結成された。ロックバンドながらヴァイオリニストがメンバーにいるのも特徴のひとつである。また、バンド名のスペルも「J.D.K.」から小文字の「jdk」へ変更されている。2007年9月29日の「イース誕生20周年記念」の大阪ライブでデビューを果たし、翌月10月8日には東京のclub goodmanでもライブが行われ、同ライブハウスの過去観客動員数最高記録を大幅に塗り替えた。2014年9月13日には台湾(台北レガシー)でのライブを大成功に収める。2015年3月28日に日本橋三井ホールにて行われたFalcom jdk BAND SUPER LIVE ~KISEKI 10th Anniversary~をもって新生jdkBANDは再びメンバーを大幅に入れ替えることとなり、同年6月16日に日本ファルコムは新生ファルコムjdkバンドθ(シータ)の立ち上げを発表した[5]。メンバーは同年7月7日に同社の公式Twitterを通じて発表され[6]、ヴァイオリンの水谷美月以外全員が新メンバーとなった[6]。同10月17日に吉祥寺CLUB SEATAで初ライブ「Falcom jdk BAND θ Live」を開催している[7][8]。 メンバー
2015年6月以降 (jdk Band θ)
バンド名の由来アルバム『イースIV VS 風の伝説ザナドゥ J.D.K.BAND4』付属のライナーノーツによると、名付け親は日本ファルコムの創業者(現会長)の加藤正幸。J.D.K.は『ジャパン・ダイナマイト・キッズ』または『ジャンピング・デジタル・キッズ』の略とされる。[11] アルバムJ.D.K.BAND
jdkBANDDVD・BDjdkBAND
脚注
関連項目
外部リンク
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