LiveCode
LiveCode Ltd.(旧名 Runtime Revolution Ltd.) はスコットランドのエディンバラにあるパーソナルコンピュータ向けソフトハウスである。1997年創立。統合開発環境 「LiveCode(旧名Revolution)」シリーズで知られる。「LiveCode」シリーズは、クロスプラットフォームのデスクトップアプリケーション開発、iOS、Android等のスマートフォンの開発、CGI等のウェブページが作成できるサーバーでの開発、並びにLiveCodeアプリをHTML5ウェブアプリに変換する機能(2017年開発途中)がある。LiveCode(旧名revTalk)は、通常の英語のようなプログラミング言語HyperTalkに類似した、「LiveCode」シリーズで使用されるスクリプト言語の名称でもある。 概要LiveCodeのデスクトップアプリケーション開発環境は、MetaCardを基盤にしたHyperCard類似のオーサリングツール/プログラミング環境で、HyperCard同様に一枚一枚の「カード」に様々な表示やコントロールを埋め込み、そのようなカードを集めた「スタック」によってアプリケーションを構成する。表示機能、コントロール、スクリプト言語とも、macOS に代表される現代的な環境に合わせて大幅な拡張をしている。Windows、macOS、Linux(Raspberry Piを含む)用がある(Unix版は現在配布されていない)。Windows 95 〜 Windows 8、macOSでは、Universal Binary、Power PC、インテル のデスクトップアプリケーション及び iOS(iPhone, iPad)、Androidのスマートフォン開発が可能である。 またダイナミックWebスクリプト言語に拡張された「LiveCode(旧名revTalk)」が使用できるウェブサーバー開発環境は、LiveCode社のホスティングサービス「On-Rev」と、LinuxとmacOS Darwinサーバーにインストールできる無料の「LiveCode Community Server」がある。LiveCode Community Serverは、Windows、Mac OS、Linux 32、Linux64、Raspberry Piが配布されている。 2013年4月、LiveCodeコミュニティ・オープンソース無料版が、クラウドファンディングのKickstarterで資金調達が目標に達し、GNU_GPLv3ライセンスの下にリリースが開始された。完成アプリの配布も自由であり、有料版とはオープンソースと言うだけで機能上の違いはない。 2014年、ユニコード(日本語)がオブジェクト名、ファイル・パス、スクリプト内で扱えるLiveCode 7、及びRaspberry Pi用がリリースされた。 2017年、LiveCodeスクリプトで、HTML5ウェブ・アプリ開発ができる追加機能がベータ版としてリリースされた(2020年現在正式版である[2])。 製品
日本語LiveCode 7 以降、以下の日本語の問題はなくなった。 LiveCode 6 以前の日本語の問題点
脚注
外部リンク
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