「POISON」(ポイズン)は、布袋寅泰の楽曲である。1995年1月25日に東芝EMIより通算9枚目のシングルとして発売された。
概要
1988年から続いた「GUITARHYTHMプロジェクト」の「最強・最後のシングル」としてリリース。
布袋自身がターニングポイントとなった楽曲として頻繁に挙げている。
このシングルを境に、後年の本人をして「チャートに挑んだ時期」に突入していく。
布袋自身が歌唱した楽曲では最大のヒット曲となった[注釈 1]。
収録曲
全作詞: 森雪之丞、全作曲・編曲: 布袋寅泰。 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「POISON」 | 森雪之丞 | 布袋寅泰 | |
2. | 「COOL CAT」(ホーン・アレンジメント:村田陽一) | 森雪之丞 | 布袋寅泰 | |
合計時間: | |
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曲解説
- POISON
- 三貴『ブティックJOY』CFソング。
- 1991年「GUITARHYTHM activeツアー」から続いていたバンドメンバーはキーボードの小森茂生以外は参加しておらず、ベースプレイもすべて布袋による。サウンドは「音の塊」を意識したモノラル定位のミックスとなっている。
- 作詞は森雪之丞が手がけており、森は「もし布袋が僕の言葉を欲していなかったら『POISON』は生まれなかった」と語っている[2]。
- 中野裕之がPVを担当した[3]。以後中野は布袋作品のPVを数多く手掛け、また布袋も後年中野が監督を務めた映画『SF サムライ・フィクション』への出演及び音楽監督を手掛けている。
- リリース直後の『ミュージックステーション』出演時、ギターは持たずマイクスタンドを持ちながらの歌唱であった。
- 2006年、ポルノグラフィティが森雪之丞の作詞作品でのトリビュート・アルバム『Words of 雪之丞』にてカバーした[2]。また、相川七瀬のカバーアルバム『ROCK MONSTER』(2023年11月8日発売)でも取り上げられており、MVも制作されている[4]。
- COOL CAT
収録アルバム
POISON
COOL CAT
脚注
注釈
- ^ 他のアーティストに提供した楽曲を含めると、後の妻となる今井美樹に提供した『PRIDE』が最大のヒット。
出典