THE CHAIR『THE CHAIR』(ザ・チェアー)は、アメリカ生まれのクイズ番組・バラエティ番組である。 世界15か国で放送され、アメリカではABCで、イギリスではBBCで、フランスではTF1で放送されている。日本では2005年5月25日および9月28日にTBSで放送され、『クイズ$ミリオネア』を上回る視聴率を得た。 アメリカ版・イギリス版司会者はテニス界の暴れん坊ジョン・マッケンローである。 日本版第1回(2005年5月25日放送)挑戦者はステージ中央に置かれた椅子 (THE CHAIR) に座り、司会者が出題する7つの4択問題に答えていく。ただし解答するためには心拍数をある一定レベルまで下げないと解答できない。1問答える度に5%ずつレッドライン(心拍数の上限)が減らされるだけでなく、そのレッドラインより高い心拍数でいる間、それまでに獲得した賞金も1秒単位で減っていく。先に選択肢を読み上げ、その後で問題文を読む。この問題文を読み終わった時点でレッドラインをオーバーしているかどうかをチェックする。 1問でも間違えたり、賞金が0になった時点で失格。全問正解で賞金獲得。最高金額は1000万円。 司会者は挑戦者の昔の写真などあの手この手を使って挑戦者の心拍数を少しでも上げようとし、そして挑戦者はその揺さぶりに対して平常心を保って心拍数を抑える。
なお、クイズに入る前に賞金50,000円が加算される。 第2回(2005年9月28日放送)挑戦者はステージ中央に置かれた椅子 (THE CHAIR) に座り、司会者が出題する10の問題に答えていく。クイズの内容は前回と異なり、計算問題・アナグラム・引っ掛け問題・しりとりなど…といった冷静さが求められるものになった。制限時間は1問につき60秒。ただし問題の前に行われる「心拍数チェック」で心拍数がレッドライン(心拍数の上限)より高かった場合60秒以内にレッドラインを一瞬でもクリアしなければ解答できず、クリアした場合はその残り時間で解答しなければならない。レッドラインは1問答える度に3つずつ(最終問題のみ6つ)減らされる。1問でも間違えたり、制限時間が0になった時点で失格。全問正解で1000万円獲得。自信がない場合はドロップアウトして獲得賞金の半分を持って帰ることができる。 第1回とは異なり、司会者が挑戦者の昔の写真などあの手この手を使うということはなくなったが、スタート前には親しい友人からの応援メッセージ、2問目の前には事前に行った適性検査の結果発表、6問目の前には「The Chair's Question」(4 - 5つの危ない質問に全て「いいえ」で答える)があり、これがかなり挑戦者の動揺を誘っている。
司会過去出演の主なゲスト初回 第2回 スタッフ
各国版各国版では3問正解以降、Stabilizeを設定することができる。これは、誤答して失格になったときに設定したときの賞金が保証されるというシステムである。ただし、レッドラインを超えて現在の賞金がStabilizeの賞金を下回ると、Stabilizeの賞金も減額していく。(もちろん、Stabilizeの賞金は回復しない) アメリカ版問題に入る前に、突然ワニやニシキヘビが中央から降りてきたり、ステージの周りの炎が上がったりするなどのアトラクションが起こる。これに約20秒間耐えなければならず、このときにレッドラインを超えると賞金が減額されていく。 イギリス版3問目の前には「The Chair's Question」があるが日本版とは異なり、45秒間のクイズに挑戦して正解した分だけ次の問題のレッドラインを上昇させることができる。 関連項目外部リンク
|