グリーンライン (サンディエゴ・トロリー)
グリーンライン(Green Line)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡サンディエゴを走るライトレールであるサンディエゴ・トロリーの系統の1つ。サンディエゴ中心部のダウンタウン地区からサンディエゴ北部の郊外を経由し、東部のサンティーと連絡する[2][3]。 概要2005年7月10日から営業運転を開始した、サンディエゴ・トロリー3番目の系統。新規に建設されたのはミッション・サンディエゴ駅(Mission San Diego) - グロスモント・トランジットセンター(Grossmont Transit Center)間の9.5 km(5.9マイル)で、それ以外の区間はブルーライン、オレンジラインの一部が転換されたものである。また新規開業路線のうちサンディエゴ州立大学駅(SDSU Transit Center)はサンディエゴ・トロリー初の地下駅である。また2017年以降はサンディエゴでカジノを運営するシクアン・カジノ(Sycuan Casino)が30年間の命名権契約をMTSと結び、2019年時点での正式名称は"シクアン・グリーンライン"(Sycuan Green Line)となっている[2][3][4][5][7][8]。 2012年に実施されたダウンタウン地区への延伸や系統の再編を経て、2019年現在は12番通り&インペリアル・トランジットセンター(12th & Imperial Transit Center)からダウンタウン地区の西側を通りミッションバレーを経由し、商業施設に近接したサンティー・タウンセンター(Santee Town Center)まで結ぶ路線となっている。そのうちグロスモント・トランジットセンター - アーレネアベニュー(Arnele Avenue)間はオレンジラインと線路を共有する。ダイヤは平日、土曜、日曜・祝日の3種類があり、平日は15分、土曜、日曜・祝日は15 - 30分間隔で運行する。また早朝や深夜の時間帯には区間運転が実施される他、土曜の午前中および日曜・祝日の全日帯は全区間を運行する列車とクアルコム・スタジアムに近接したスタジアム駅(Stadium Station)と12番通り&インペリアル・トランジットセンターを結ぶ区間列車が交互に運行する[2][3]。 料金は他の系統と同様、大人は2.5ドルで、非接触式ICカードであるコンパスカード(Compass card)を使用する場合は2ドルとなる[2]。 駅一覧2019年現在、グリーンラインは以下の27駅で構成される。そのうち太字の駅は、時刻表に時刻が提示される主要駅である。12番通り&インペリアル駅(12th & Imperial Transit Center)を除き、駅に隣接する駐車場は無料で利用可能である[2][3]。
ギャラリー脚注注釈出典
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