ケイレブ・コーザム
ケイレブ・ケント・コーザム(Caleb Kent Cotham, 1987年11月6日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ウィルソン郡マウント・ジュリエット出身のプロ野球選手(投手)、野球指導者。右投右打。現在は、MLBのフィラデルフィア・フィリーズで投手コーチを務める。 経歴プロ入り前高校時代は2年時にジュニアとして地区優勝でMVP、地方選抜・三度の地区選抜に選ばれ、シニアではキャプテンとして地区優勝・プレーオフ進出に貢献し、9-AAAトーナメントMVPを受賞するなど活躍。 高校卒業後はMLBドラフトにかからなかったため、ヴァンダービルト大学に進学。1年時は中継ぎとしてデビューした。2年時にデビッド・プライスが大学を卒業したためローテーション入りを果たした。 プロ入りとヤンキース時代2009年のMLBドラフト5巡目(全体165位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、期限いっぱいの8月17日に契約。その後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビュー。中継ぎとして初登板し、2回を5奪三振だった。8月29日からA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレーした。9月中旬に膝の怪我を悪化させ、休養をとるためチームを離脱した。 2010年は膝の怪我のためシーズンを棒に振った。 2011年6月21日、ルーキー級ガルフ・コーストリーグで復帰。6月24日からはA-級スタテンアイランドでプレーした。 2012年はA級チャールストン・リバードッグスで開幕を迎え、5月22日からA+級タンパ・ヤンキースでプレー。 2013年はAA級トレントン・サンダー、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーしている。 2015年7月29日、メジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。同日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。メジャー1年目は12試合に登板し、防御率こそ6.52と芳しくなかったものの、与四球率0.9・奪三振率10.2という数値を記録し、安定した制球力と高い三振奪取能力を垣間見せた。 レッズ時代2015年12月28日にアロルディス・チャップマンとのトレードで、エリック・ジャジーロ、ルーキー・デービス、トニー・レンダと共にシンシナティ・レッズへ移籍した[2]。 2016年は23試合に登板して0勝3敗、防御率7.40、21奪三振を記録した。オフの10月28日に40人枠から外れ、11月7日にFAとなった[3]。 引退後2017年2月28日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶ[4]が、3月10日に現役引退を表明した。 2019年よりレッズの投手コーチ補佐に就任し、2年間務めた。 2021年シーズンからはフィラデルフィア・フィリーズの投手コーチを務める[5]。 投球スタイル投球の5割以上がスライダーで、他にはフォーシームとカーブを投げていた[6]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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