フォーリス
フォーリス(英:Foris)は、東京都府中市の京王線府中駅前に所在するショッピングセンター。1996年4月3日開業。府中市が主導する府中駅南口市街地再開発事業計画により、専門店街「フォーリス」として伊勢丹府中店と同時にオープンした。伊勢丹府中店の閉店後、2021年6月25日にミッテン府中がグランドオープン[3]。それ以降は「ミッテン府中・専門店街フォーリス」として一体的に営業を行っている[4]。 建築物としての名称は「フォレストサイドビル」であり、同ビルの高層棟にミッテン府中(旧:伊勢丹府中店)がテナント出店し、3階建の低層棟が専門店街「フォーリス」として営業する形を取っており、高層棟と低層棟は一体的に建設されている。同ビルの管理・運営は、府中市などが出資する株式会社フォルマが行う。本項では同社についても記述する。 概要府中駅南口第二地区市街地再開発事業 B地区(第二地区)に位置するフォレストサイドビル(商業棟)は、建設に約2年3か月の期間をかけ、府中駅南口再開発事業で最初に建設され開業した。府中駅前には戦後から駅前商店街や細い路地に商店が立ち並んでいたが、再開発地域にあった商店の一部も地権者として「フォーリス」内に入居した。 →詳細は「府中駅南口市街地再開発事業計画」を参照
フォーリス開業時のキャッチフレーズは「府中けやき並木の専門店街」[5]であった。 府中駅の南改札から南方に伸びるペデストリアンデッキが当ビル2階に接続し、ミッテン府中(旧伊勢丹府中店)側の正面玄関はデッキ上にある。デッキは当ビルとくるる、武蔵府中ル・シーニュの3つの再開発ビルを結んでおり、また駅構内を通って京王電鉄が運営する府中駅ビルのぷらりと京王府中(旧称:京王府中ショッピングセンター)とも接続している。 建物は地下3階・地上9階建てで、うちフォーリスの部分は3階建て、ミッテン府中(旧伊勢丹府中店)が入居する部分は9階建てで屋上がある。地下2 - 3階は駐車場[6]で、三井住友銀行府中支店が当ビルと一体化している。 大國魂神社の北方に面し、神社への参道「けやき並木通り」の東方に面する。当地は武蔵国国府の中心部(国衙)に当たり、隣接する土地に続いて多くの遺跡が発掘されている。 2014年4月1日、屋上にFC東京が運営するサッカー・フットサルスクール「FC東京 府中パーク」が開業した[7]。 2019年9月30日、フォレストサイドビルの核テナントであった伊勢丹府中店が閉店した。 →詳細は「伊勢丹府中店」を参照
2020年11月30日、フォーリスが開業した1996年から核店舗として地下1階に出店していた食品スーパー「さくら市場館」府中フォーリス店が閉店した[8][9][10]。「さくら市場館」は府中市に本社を置くさくらコマースが経営する食品スーパーであったが、最後の店舗だった府中フォーリス店の閉店により、さくらコマースはスーパーマーケット事業から撤退した[10]。 →「さくらコマース」も参照 「さくら市場館」府中フォーリス店の閉店後、跡地はしばらく空き店舗となっていたが、2021年5月25日のミッテン府中プレオープン[11]と同時に、ヤオコー府中フォーリス店が開店した[12]。ヤオコーは本社のある埼玉県を中心に、東京都では多摩地域へも出店しているが、府中市への出店はこれが初となる[13]。同年6月25日にミッテン府中がグランドオープンした[3]。 →「ミッテン府中」も参照
フロア構成各フロアごとにそれぞれ名称が付けられている。1階にはフードコート「フォレストサイドテーブル」がある。 店舗の詳細は、公式ウェブサイト「フロアガイド/フォーリス」を参照。 3階
2階
1階
地下1階
地下2 - 3階
株式会社フォルマ
1995年(平成7年)6月7日設立[26]。府中駅南口第二地区市街地再開発事業計画に伴い設立され、フォレストサイドビルの管理、ショッピングセンター「フォーリス」の運営を行う商業デベロッパーである[27]。
交通アクセス周辺
脚注
関連項目
外部リンク
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