ヘナン・バラオン
ヘナン・バラオン(Renan Barão、1987年1月31日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。リオグランデ・ド・ノルテ州ナタル出身。ノヴァウニオン/アメリカン・トップチーム所属。元UFC世界バンタム級王者。ヘナン・バラオとも表記される。 来歴14歳からボクシングを始め、その後ブラジリアン柔術を学んだ[1]。 2005年4月14日、デビュー戦を判定負け。 2008年11月29日、修斗南米大陸ライト級(-65kg)王座決定戦でアレッシャンドリ・ピニェイロと対戦し、腕の負傷でTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。 その後は母国ブラジルで小規模団体に出場しキャリアを積み、ノーコンテストを挟んで23連勝を収めた。 WEC2010年6月20日、WEC初参戦となったWEC 49でアンソニー・レオーネと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。 UFC2011年5月28日、UFC初参戦となったUFC 130でコール・エスコベドと対戦し、判定勝ち。 2011年11月5日、UFC 138でブラッド・ピケットと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2012年7月7日、UFC 149のUFC世界バンタム級暫定王座決定戦でユライア・フェイバーと対戦し、判定勝ちを収め暫定王座獲得に成功した。 2013年2月16日、UFC on Fuel TV 7でバンタム級ランキング2位のマイケル・マクドナルドとUFC世界バンタム級暫定王座の防衛戦で対戦。4Rに肩固めで一本勝ちを収め暫定王座の初防衛に成功。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2013年9月21日、UFC 165でバンタム級ランキング4位のエディ・ワインランドとUFC世界バンタム級暫定王座の防衛戦で対戦。2Rに右バックスピンキックでダウンを奪い、追撃のパウンドでTKO勝ちを収め暫定王座の2度目の防衛に成功。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 その後、正規王者であったドミニク・クルーズの再度の負傷欠場で王座を剥奪され、バラオンが正規王座に認定された。 2014年2月1日、UFC 169でバンタム級ランキング1位のユライア・フェイバーと再戦し、1RTKO勝ち。UFC世界バンタム級王座の初防衛(暫定王座防衛を含めると通算3度目の防衛)に成功した。 2014年5月24日、UFC 173でバンタム級ランキング4位のTJ・ディラショーとUFC世界バンタム級王座の防衛戦で対戦し、5RTKO負けで、防衛に失敗し王座陥落。デビュー戦で敗れて以来、ノーコンテスト1試合を挟んで32連勝中であったが、実に9年1か月ぶりの敗戦となった。試合には敗れたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年8月30日のUFC 177でUFC世界バンタム級王者のTJ・ディラショーと再戦する予定であったが、減量中に浴室で転倒し、病院に搬送されたため欠場する事となった[2][3]。 2014年12月20日、UFC Fight Night: Machida vs. Dollawayでバンタム級ランキング14位のミッチ・ガニョンと対戦し、肩固めで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2015年7月25日、UFC on FOX 16のUFC世界バンタム級タイトルマッチで王者TJ・ディラショーと再戦し、パンチラッシュでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。 2016年5月29日、フェザー級転向初戦となったUFC Fight Night: Almeida vs. Garbrandtでフェザー級ランキング9位のジェレミー・スティーブンスと対戦し、0-3の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2018年2月24日、バンタム級再転向となったUFC on FOX 28でブライアン・ケレハーと対戦し、判定負けを喫した。 戦績
獲得タイトル表彰
脚注関連項目外部リンク
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