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この項目では、日本のテレビドラマについて説明しています。
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『ミラクルガール』は、1980年3月24日から同年7月28日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていたテレビドラマである。東京12チャンネルと東映の共同製作。全19話。
概要
前番組の『ザ・スーパーガール』と同じく『プレイガール』の後継作品として制作され、「女性探偵たちの活躍の物語」というコンセプトも受け継いだ。
父の遺志を継ぎ、探偵事務所「オフィスミラクル」の所長を務める桂未知子を中心に、女性探偵たちの活躍を描いた[1]。タイトルの「MIRACLE」には、そのまま「奇跡」という意味の他にも、不思議(Mystery)、無邪気(Innocent)、果敢(Resolute)、行動的(Active)、可愛い(Cute)、美しい(Lovely)、色っぽい(Erotic)の英語の頭文字7つを組み合わせた意味合いもある[2]。
脚本、監督、制作スタッフの大半は前番組からの続投で、レギュラー出演者も日向明子、樹れい子が役を変えて続投した。また、ゲスト出演者も多くが前番組でも出演していた[注釈 1]。また、俳優が本業ではない人物がゲスト出演するなど、前作品にはなかった試みも行われた[注釈 2]。
本作では、「レギュラーメンバーは全員車を運転できる」という設定だったが、制作開始時点で運転免許を有していたのは藤田美保子と樹れい子だけだったため、他のレギュラーメンバーはプロデューサーから自動車教習所に通って運転免許を取得するよう指示されたという[4]。
当初は6か月間、26回の放送期間を予定していたが[4]、4か月間、19話で打ち切り。本作の放送終了をもって『プレイガール』以降、『プレイガールQ』、『ザ・スーパーガール』と続いてきた東京12チャンネル月曜9時のお色気アクション路線のドラマシリーズは終焉を迎えた。
キャスト
スタッフ
- プロデューサー:時崎克彦(東京12チャンネル)、植田泰治(東映)
- 脚本:放送日程参照
- 脚本協力:ジャックプロダクション
- 音楽:渡辺岳夫
- 撮影:村上俊郎、高岩震、瀬尾脩、林迪雄、利根川昇
- 照明:山本辰雄、大須賀国男、大町博信、大森康次
- 録音:北條照二、田中允、井家眞紀夫、秋本彰、板寺昇、野口素寛
- 美術:北郷久典、安井丸男、川村晴通
- 編集:望月徹
- 選曲:秋本彰
- 効果:原田千昭
- 現像:東映化学
- 助監督:大櫛敬介、服部光則、杉野清史、大上典保、萩谷泰夫、住森正徳、伊与田一雄、息邦夫、広西真人、崎田憲一
- 進行主任:原田良彦、小迫進、橋本寛
- 記録:渋谷やす子、森美禮、小林みどり、井上和江、鈴賀慶子
- 演技事務:小貫繁子、田辺史子
- 美粧:入江美粧
- 衣裳:東京衣裳
- 製作担当:神中貞夫、鈴木勝政
- プロデューサー補:星野行彦、植竹栄作
- 協力:日産自動車、三菱自動車、西野バレエ団、ジャンメール、アキ・ドレス、JHA-JHAフック商事
- 監督:放送日程参照
- 製作:東京12チャンネル、東映
主題歌
- オープニングテーマ「私は女」
- 作詞:橋本淳 / 作曲:渡辺岳夫 / 編曲:京建輔 / 歌:由美かおる
- エンディングテーマ「セクシー・トゥナイト」
- 作詞:橋本淳 / 作曲:渡辺岳夫 / 編曲:京建輔 / 歌:由美かおる
この2曲を収めたシングルレコードがコロムビアレコード(現・日本コロムビア)から発売された。
放送日程
使用車両
- 車両協力は前作に引き続き日産自動車が担当し、第6話までメンバーの乗る車両は同社の広報車が使用されていた。
- フェアレディZ S130型 200ZT(ブラック)
- シルビア S110型 ハードトップ・2000ZSE-X(ホワイト)
- パルサー N10型 2ドアクーペ・1400TS-X(レッド)
- セドリック 430型 4ドアセダン・280Eブロアム(ブラウン)
- ガゼール S110型 ハードトップ・2000XE(ブラック)
- ローレル C231型 4ドアセダン・1800SGL(シルバー)
- 第7話以降は三菱自動車[注釈 5][注釈 6]にスポンサーが変更された。
放送局
DVD・CD
2021年4月14日にはDVD-BOX(発売元:ベストフィールド、販売元:東映・東映ビデオ)[18]が、2022年3月30日には渡辺岳夫による劇伴を収録したオリジナル・サウンドトラックがサウンドトラックラボラトリーより発売された。
配信
- 動画配信サイトの配信ではYouTube「TOEI Xstream theater」で2022年2月23日から6月29日まで1話ずつ1週間の期間限定で配信されていた(1話のみプレミア公開の後、最終話配信から1週間後まで見られるようになっていた)[19]。2023年8月10日からは同チャンネルの後身「東映シアターオンライン」で、第1・2話が常時無料配信されている。
脚注
注釈
出典
外部リンク