三菱鉱石輸送株式会社(みつびしこうせきゆそうかぶしきかいしゃ、英文社名:Mitsubishi Ore Transport Co., Ltd.)は、三菱グループに属する日本の海運会社。
運航所有船のファンネルマークにはスリーダイヤが描かれ、海運業界で唯一三菱ファンネルを掲げる外航船を持つ企業。運航船種は、ケープサイズばら積み貨物船、パナマックスばら積み貨物船、自動車専用運搬船、チップ運搬船、セルフアンローダー付き石炭専用船。
沿革
- 1959年(昭和34年)1月 - チリ、アタカマ鉄鉱石を八幡製鐵八幡製鐵所(現・日本製鉄八幡製鐵所)向けに輸送するため、三菱商事・三菱鉱業(現・三菱マテリアル)・三菱海運・三菱造船(現・三菱重工業)・東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)の共同出資により、千代田鉱石輸送株式会社として設立。資本金2億円。
- 1960年(昭和35年)7月 - 当時日本最大の鉱石専用船「さんたるしあ丸」を第一船として竣工。
- 1962年(昭和37年)6月 - 資本金5億円に増資。
- 1964年(昭和39年)
- 3月 - 三菱鉱石輸送株式会社に社名変更。三菱海運及び三菱鉱業より海陸職員の移籍を受け、外航海運会社として独立。
- 4月 - 外航海運船会社として自立・自営開始。
- 1970年(昭和45年)5月 - 資本金7億5000万円に増資。
- 1977年(昭和52年)8月 - 自動車専用船竣工。
- 1982年(昭和57年)3月 - 資本金を15億円に増資。
- 1985年(昭和60年)12月 - ISMcodeに基づくDOC習得。
- 1993年(平成5年)3月 - チップ運搬船竣工記。
- 2002年(平成14年)
- 7月 - 長期船隊整備計画着手。
- 10月 - マニラ支部開設。
- 2003年(平成15年)9月 - 初のタンカー竣工。
- 2005年(平成17年)7月 - 株主4社体制(三菱商事、三菱重工業、日本郵船、東京海上日動火災保険)に。
- 2006年(平成18年)8月 - 新日本製鐵向けフラッグシップ「Santa LUCIA」竣工。
- 2009年(平成21年)1月 - 創立50周年を迎える
- 2010年(平成22年)11月 - 比国マンニング会社Barko International Inc.とのジョイントベンチャーにより、同国に「MOT-BARKO MANILA Inc.」を設立
- 2011年(平成23年)6月 - 新日本製鐵(現・日本製鉄)向けケープサイズ撒積船「SANTA LUCIA」が日本水先人会連合会より「ベストクオリティーシップ2010」に選ばれる。
加盟
主要株主
脚注・出典
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太字は三菱金曜会のメンバー。 |
食料品 | | |
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パルプ・紙 | |
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化学・医薬品 | |
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ガラス・窯業・セメント | |
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石油・原子力 | |
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鉄鋼 | |
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非鉄金属 | |
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機械 | |
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輸送用機械 | |
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電気機器 | |
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精密機器 | |
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卸売・小売 | |
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金融 | |
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保険 | |
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不動産 | |
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運輸・倉庫 | |
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情報・通信 | |
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関連項目 | |
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