今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王
『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』(いますぐつかえるまめちしき クイズざつがくおう)は、テレビ朝日系列で2007年10月3日から2011年9月26日まで放送されたクイズ番組。一般には『クイズ雑学王』と呼ばれる。 『爆笑問題の検索ちゃん』および『芸能人雑学王No.1決定戦』の姉妹番組として数度の単発特番を経て、2007年10月3日から12月19日までは毎週水曜日23:15 - 翌0:10のネオバラエティ枠で、2008年1月から2010年3月まで毎週水曜日19:54 - 20:54(JST、以下略)にて、2010年4月5日からは『雑学王』のタイトルで毎週月曜日23:15 - 翌0:15のネオバラエティ枠にてそれぞれレギュラー放送されていた。2011年9月にレギュラー放送終了。以降は不定期特番として放送されていた。 概要毎回10名(2007年放送分までは8名)の解答者が様々な雑学クイズに挑んで「雑学王」の称号を争う。拡大版スペシャル放送時、雑学クイズのみの場合には、「芸能人雑学王最強No.1決定戦」として、放送される。 変遷
番組の遍歴
出演者司会・アシスタント
主な解答者レギュラー準レギュラー伸び悩み芸人枠
他多数 シーズン1の解答者(最終順位順)シーズン2の解答者(最終順位順)
過去の解答者
ルールの変遷「クイズ雑学王」時代番組開始当初は毎回8名(2007年から一時期は10名)が出場して、雑学王を争う。コンビの場合は1席となる。 3-5ステージ実施して、合計ポイントが最も多かった人(同点含む)がその回の雑学王となる。 5回雑学王を勝ち取ると世界雑学の旅(行き先の国を自由に選べる)が贈られる。
2009年10 - 12月は、3人1組・4チームによるチーム戦。この頃から「世界雑学の旅」制度は廃止され、各回の雑学王に金一封が贈呈されるルールとなった。 2010年1 - 3月は、再び10名の個人戦に戻る。問題は全問記述式となり、そこで雑学王となった1名(同点の場合該当者全員)が、一般正解率9%以下の難問1問に答える「ボーナスチャレンジ」に挑戦。それに正解できれば、金一封が贈呈される。 「雑学王」時代2010年4月〜9月では1クールごとをシーズンとして区切り、レギュラー・準レギュラー解答者がシーズン内の通算正答率(正解数÷自分の出演回で出題された問題数を「○割○分○厘」で表す)を競う形式となっている。レギュラー放送では毎週6人が、最終決戦では全員が出演して、記述式の雑学問題に解答。放送回ごとに出場メンバーは異なるが、伊集院はシーズン問わず全てのレギュラー回及び最終決戦に出場していた。
2010年10月からはシーズン制を廃止し、毎回5~6人のお笑い芸人が出演する形に変更された。また特集として、ある企業の大ヒットした「ホームラン商品」、全く売れなかった「空振り商品」を紹介して、空振り商品がなぜそうなったのかを予測する等のクイズが出題される。この他、世界のCMを当てる早押し問題や、映画に関する雑学などが出題された。さらに問題数が大幅に減り、芸人同士のトークにかなりの時間を割くようになった。また、番組内で一人だけ正解の事を「オンリーワン(解答)」と呼び、優勝特典がなくなったこともあって、芸人は優勝よりもオンリーワンを目指すようになった。特に後藤は自分の解答を開けた後に正解発表となると「最後に解答を開けられたから正解」と思い込み、不正解だと司会者に抗議するが、田中に「最後に開けられたからって正解とは限らない」と返されたり、後藤がオンリーワンだと思い込んで喜ぶが、実は他にも正解者が複数いて憤慨するといった具合に、弄ばれるパターンが多い。 2010年11月22日からは、解答席が小豆色の「伸び悩み芸人」枠が設けられ、司会の爆笑問題もそうであり、現在も親交の深い「ボキャブラ世代」と呼ばれた芸人、コンビでありながら相方の影に隠れてしまい目立たなくなった(いわゆるじゃない方芸人)等、実際に伸び悩んでいる芸人が出演している。また、これに関連する形で、伸び悩み芸人に関する問題(マネージャーからの証言や、前回出演後のBBSの意見、過去に掲載された雑誌に記事を基に問題を作成。解答は挙手制)や、番組HPに伸び悩み芸人の意見を募るBBSの設置を試みている。場合によっては2席設けられる、逆に設けられない場合がある。また、不定期で「伸び悩み芸人枠」とは逆で、解答席がラインストーンで飾られた「伸び盛り芸人枠」が設けられる。 2011年1月24日からは、正解数最下位の解答者が、司会の太田からアドリブでネタを振られる「太田のムチャブリ」の罰ゲームを受けるルールが追加された。最下位が複数いる場合は太田の指名で選ばれるが、途中から一緒にやらせる様になった。 2011年4月25日からは、解答者がとっておきの雑学を披露する「雑-1グランプリ」を開催。太田が10点満点で判定、優勝した解答者は1問正解扱いとなり、その後の問題の正解数にカウントされる。 ステージレギュラー放送でのステージ。 記述式雑学クイズ
2008年1月 - 3月のみ放送。一般正解率が9%以下の雑学問題を出題。正解で10ポイント獲得。毎回1問のみ出題。
難読漢字系
その他のステージ
ステージ構成2007年10月3日 - 12月19日放送
2008年1月16日 - 3月12日放送
2008年4月30日 - 5月14日放送
2008年5月21日 - 6月18日・7月30日放送
2008年7月2日放送 -(2008年7月30日放送を除く)
2008年11月13日 - 2009年1月21日放送
2009年1月28日放送 -
2009年2月27日放送 -
2009年5月13日放送 -
2009年5月27日放送 -
特別番組芸人雑学王No.1決定戦「芸能人雑学王最強No.1決定戦」以前は、芸人・お笑いタレント20名(21名)で同様に雑学王を争っていた。 まず、10名ずつの2ブロック(Aブロック・Bブロック)に分けて予選を行い、各ブロックの正解数上位3名が決勝に進んで6名で決勝を戦うルール。
芸能人雑学王最強No.1決定戦
年越し雑学王2009年12月31日22:30〜1月1日1:30に放送された生放送の正月特番。「新年すぐに使いたい雑学」をテーマとし、太宰府天満宮などでの初詣中継を交えながら放送される。番組途中にはカウントダウンがあり、「その年最後の問題」の正解が年明けの瞬間に発表されるように編成されている。それ以外のコーナー編成は通常放送と同じだが、正月にちなんだ雑学が多い。 前回出演者以外の予選会は基本的に12月30日の深夜に放送される。 翌年の2010年から、本番組と前座・前々座枠の『ドラえもん大みそかスペシャル』・『ゴールデン枠』の3枠を統合させこの番組の後番組である『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』をメインとした『そうだったのか!池上彰の学べるニュース 年またぎスペシャル!!』を放送[注 2]、2012年には『ドラえもん大みそかSP』が復活したため、『お願い!ランキング 年またぎスペシャル』を放送するも、2013年と2014年には再び『ドラえもん』を大晦日から外し、くりぃむしちゅー司会の『今年スゴかった人 全員集合テレビ2013』と『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー』を放送した。しかし『学べるニュース』から『クイズサバイバー』までの年越し番組はカウントダウンを一切行わなず[注 3]、2016年/2017年放送の『クイズサバイバー』で収録番組ではあるが7年振りにカウントダウン年明けを行い、2018年/2019年放送の『よゐこの無人島0円生活』年越しSPで、9年振りの生放送カウントダウンが復活した。そして2019年/2020年には『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』を年越し番組として放送[2]、爆笑問題は10年振りにテレビ朝日年越し番組の司会を担当した。 それ以外の特番
スタッフ2019年4月1日放送のスタッフ
最終回時点のスタッフ
過去のスタッフレギュラー放送時代
復活特番時代(2017年以降)
ネット局と放送時間
ゴールデンタイム時代
水曜ネオバラエティ時代
コンピュータゲーム株式会社カムイよりニンテンドーDSソフト『クイズ雑学王DS』が2010年2月11日に発売された。爆笑問題の音声による司会でテレビ番組『クイズ雑学王』を完全再現されている。 6種類のクイズ形式の他、DSオリジナルモードの搭載、DSワイヤレスプレイ(1対1の通信対戦が可能)やDSダウンロードプレイ対戦も可能となっている。 脚注注釈
出典
外部リンク関連項目
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