小平智
小平 智(こだいら さとし、1989年9月11日 - )は、日本の男子プロゴルファーである。Admiral所属。 経歴東京都三鷹市出身[1]。父親がゴルフのレッスンプロだったことから10歳で自身もゴルフを始める[2]。三鷹市立第六中学校[3]を経て駒場学園高等学校に入学。 高校ではゴルフ部で活動し、関東高等学校ゴルフ選手権東京大会で3年連続優勝を達成したり[1]、日刊ジュニアオープンに優勝したりして、頭角を現す。 2008年に日本大学へ進学。2009年にはアマチュアゴルフ日本代表選手に選ばれ、4カ国チーム選手権(日本、豪州、カナダ、ニュージーランド対抗戦、於・モントリオール【 カナダ】)に出場して3位となった[4]。また、学生日本一を決める2009年朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権では優勝した。 2010年にはアイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権(アルゼンチン)に日本代表として出場[5]。その年の秋には2010年アジア競技大会(中華人民共和国・広州市)日本代表に選出された[3]。このアジア競技大会日本代表メンバーには男子の松山英樹、女子の比嘉真美子と堀奈津佳がいた[3]。また、2010年にはJGTOチャレンジトーナメントにアマチュアとして出場し、8月の鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメントではツアープロを抑えて優勝[6]。チャレンジツアーでのアマチュア優勝は前身のグローイングツアーを含めても片山晋呉以来2人目の壮挙でもあった[7]。このような好成績を収めたにもかかわらず、日本大学では監督と馬が合わず、レギュラーになれなかったため、2010年限りで中途退学する[8]。2011年度の日本ゴルフツアー機構公式競技会の出場資格を得るべくクォリファイングトーナメントに出場し、42位に入ってプロへ転向した[9]。 プロ入り後の2年間(2011年、2012年)はツアー未勝利に終わったが、2013年の日本ゴルフツアー選手権で許錫鎬(S.K.ホ、大韓民国)、キラデク・アフィバーンラト(タイ王国)との接戦を制してプロ入り初優勝を飾る[2][10]。 初優勝以後、毎年1勝づつしており、特に2015年の日本オープンでは池田勇太と最終日最終組で廻り、大接戦の末に栄冠を手にした[11]。 2017年3月、同じプロゴルファーの古閑美保と結婚[12]。 2018年、マスターズに初出場、予選突破(28位タイ)。翌週のRBCヘリテージではキム・シウーとのプレイオフを制し、日本人として5人目のPGAツアー大会優勝者となった[13]。出場15試合目での優勝は、松山英樹が達成した26試合目を抜く日本人最速記録である。PGAツアー大会優勝資格で出場したゴルフ日本シリーズでは石川遼らとのプレーオフ1ホール目でパーを決め優勝した[14]。2022年11月、離婚していたことが報じられた[15][16]。 プロ優勝 (9)PGAツアー優勝 (1)
PGAツアープレーオフ記録 (1–0)
日本ツアー優勝 (7)
日本ツアープレーオフ記録 (1–0)
AbemaTVツアー優勝 (1)
大会成績メジャー選手権
出場せず
CUT = ハーフウェイ・カット 世界ゴルフ選手権
出場せず
人物実は、知る人ぞ知る“プロゴルファー界きっての阪神ファン”である。[要出典] 脚注
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