岐阜県議会(ぎふけんぎかい)は、岐阜県の県議会議員で構成される県議会である。本会議、常任委員会、特別委員会から構成されている。議員定数は46名[3]。
歴史
- 1879年(明治12年)4月 - 府県会規則(明治11年太政官第18号布告)に基づき、初の県会が開会(当時の議員定数は50人)。
- 1891年(明治24年)11月 - 西別院事件:濃尾地震の震災救助を巡る事件。
- 1897年(明治30年)10月 - 府県制(明治23年法律第35号)施行に伴い、議員定数を35人に削減。
- 1899年(明治32年) - 長良橋渚橋事件:長良橋架橋を巡る事件。
- 1947年(昭和22年) - 地方自治法(昭和22年法律第67号)による最初の岐阜県議会選挙を実施(定数52人)。
- 1951年(昭和26年) - 公職選挙法(昭和25年法律第100号)に基づき、議員定数を53人に改定。
- 1955年(昭和30年) - 「岐阜県議会議員定数減少条例」(昭和29年岐阜県条例第44号)に基づき、議員定数を45人に改定。
- 1967年(昭和42年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を制定し、議員定数を49人に改定(公布の日後最初に行われる一般選挙から施行)。
- 1975年(昭和50年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を51人に改定(公布の日後最初に行われる一般選挙から施行)。
- 1978年(昭和53年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を50人に改定(次の一般選挙から施行)。
- 1985年(昭和60年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を51人に改定(次の一般選挙から施行)。
- 1990年(平成02年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を52人に改定(次の一般選挙から施行)[3]。
- 1994年(平成06年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を53人に改定(次の一般選挙から施行)[3]。
- 1998年(平成10年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を51人に改定(次の一般選挙から施行)[3]。
- 2002年(平成14年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を49人に改定(次の一般選挙から施行)[3]。
- 2007年(平成19年) - 「岐阜県議会議員の定数及び選挙区に関する条例」(昭和42年岐阜県条例第12号)を改正し、議員定数を46人に改定(次の一般選挙から施行)[3]。
会派
会派名 |
議員数 |
所属党派 |
女性議員数 |
女性議員の比率(%)
|
県政自民クラブ |
35 |
自由民主党 |
2 |
5.71
|
県民クラブ |
05 |
国民民主党3・立憲民主党1・無所属1 |
1 |
20
|
岐阜県議会公明党 |
02 |
公明党 |
0 |
0
|
日本共産党 |
01 |
日本共産党 |
1 |
100
|
無所属 |
03 |
— |
2 |
66.67
|
合計 |
46 |
|
5 |
10.9
|
選挙区および選出議員
選挙区 |
定数 |
議員氏名(所属会派)
|
岐阜市 |
9 |
玉田和浩(自民) |
渡辺嘉山(県民) |
水野吉近(公明)
|
長屋光征(自民) |
広瀬修(自民) |
若井敦子(自民)
|
澄川寿之(公明) |
中川裕子(共産) |
平野恭子(無所属)
|
羽島市 |
1 |
藤本恵司(自民) |
|
各務原市 |
3 |
伊藤正博(県民) |
松岡正人(自民) |
平野祐也(自民)
|
山県市 |
1 |
恩田佳幸(自民) |
|
瑞穂市 |
1 |
森治久(自民)
|
本巣市 |
1 |
黒田芳弘(自民)
|
羽島郡 |
1 |
田中勝士(自民)
|
大垣市 |
4 |
猫田孝(自民) |
岩井豊太郎(自民) |
伊藤秀光(自民)
|
野村美穂(県民) |
|
海津市 |
1 |
森正弘 (自民) |
|
養老郡 |
1 |
村下貴夫(自民)
|
不破郡 |
1 |
木村千秋(無所属)
|
安八郡 |
1 |
安井忠(自民)
|
揖斐郡 |
2 |
国枝慎太郎(自民) |
所竜也(自民) |
|
関市・美濃市 |
3 |
尾藤義昭(自民) |
佐藤武彦(自民) |
酒向薫(無所属)
|
美濃加茂市 |
1 |
牧田秀憲 (自民) |
|
可児市 |
2 |
小原尚(自民) |
伊藤英生(県民) |
|
郡上市 |
1 |
野島征夫(自民) |
|
加茂郡 |
1 |
加藤大博 (自民)
|
多治見市 |
2 |
判治康信(県民) |
今井瑠々 (自民) |
|
中津川市 |
2 |
平岩正光(自民) |
森益基(自民)
|
瑞浪市 |
1 |
小川祐輝(自民) |
|
恵那市 |
1 |
水野正敏(自民)
|
土岐市 |
1 |
山内房壽(自民)
|
高山市 |
2 |
川上哲也(自民) |
高殿尚(自民) |
|
飛騨市 |
1 |
布俣正也(自民) |
|
下呂市 |
1 |
今井政嘉(自民)
|
計 |
46
|
※2024年5月2日現在[12][13]
|
事務局
県議会議事堂
岐阜県庁舎に隣接して県議会棟が建てられている。地上3階建で東棟、西棟からなり、3階に議場と委員会室が設けられている。1966年(昭和41年)に竣工した。
過去の選挙
- 選挙日と投票率
不祥事
- 2015年12月10日、藤墳守議員(当時)が岐阜県職員の発言問題に関する本会議での質疑中に「同性愛は異常」と同じフレーズのヤジを飛ばした。藤墳県議は、差別的意識があったことは否定し、「同性愛を認めれば少子化が進み、国も地方も成り立たなくなる」と説明[20]。
主な岐阜県議会議員出身者
- 国会議員(現職)
- 首長
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク