旧白滝駅
旧白滝駅(きゅうしらたきえき)は、かつて北海道紋別郡遠軽町旧白滝にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅(廃駅)。駅番号はA46だった。 歴史
駅名の由来所在地の地名から。「旧」がつく地名になった理由は、 といわれる。 営業当時、「旧」という文字が最初に置かれている駅名はJR各社では唯一、JR以外でも神戸市営地下鉄海岸線の旧居留地・大丸前駅と当駅の2駅しか存在しなかった。 駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅。遠軽駅管理の無人駅だった。1947年(昭和22年)2月11日に仮乗降場として開業した当時からの、木造の待合所が存在した。この待合所は広さが約10平方メートルで、開設時には地元住民が寄付を募って国鉄に建設資金として提供し、ホームの工事も手伝った[新聞 1]。 廃止後、地元の下白滝旧白滝自治会はこの待合室を保存するため移設を計画していた[新聞 5]。しかし、JR北海道が提示した移設費用が高額になるため断念し[新聞 6]、2016年(平成28年)10月17日に解体された[新聞 1]。 廃止時までホームは板張りでなく砂利敷きだった。下白滝駅寄りにスロープがあり、隣接する警報機付きで遮断機無しの第3種踏切(墓地踏切。キロ程88K313M)で国道333号に連絡していた。当駅の廃止後は踏切も除却された。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。 また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺周辺は畑に囲まれており、民家は少ない[新聞 1]。 隣の駅脚注注釈出典報道発表資料
新聞記事
参考文献書籍
雑誌関連項目外部リンク
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