東京学園高等学校
東京学園高等学校(とうきょうがくえんこうとうがっこう)とは、かつて東京都目黒区下目黒六丁目に所在した私立高等学校(男子校)。 概要実業家の下村房次郎と経済学者の浜田健次郎をはじめ、当時の内閣官報局と一橋大学の前身である東京高等商業学校の教授などによって「高きに過ぎず、低さに失しない中等程度の商業教育を施し、社会の要請に応じる人材を養成する」という趣旨に基づき1889年に日本で最初の私立商業学校として創立。1921年に夜間甲種商業学校として開校、1943年に昼間部が設立。学制改革を経て1948年に全日制と定時制の商業高等学校が設立。1954年に定時制が男女共学化。商業高校の入学志望者減少の影響を受け、1968年に普通科を設置、1973年に現在の学校名に改称。開校当初からの夜間教育は、1974年の定時制廃止により終止符が打たれた。1996年に普通科のみとなるが、創立以来の商業教育は2009年に普通科・情報ビジネスコースが募集停止になるまで120年以上も続いた。 2013年に河合塾が経営参画を表明。現在の高等学校を募集停止した上で2019年度を目途に中学校を新設し男女共学化、中高一貫教育によって国内外の一流大学への進学を目指すと発表した[1]。2019年、後身校にあたるドルトン東京学園中等部・高等部が東京都調布市に開校した[2]。下目黒の跡地には195戸の大規模低層マンションが建てられた[3]。 沿革1989年5月までは東京学園百年史編纂委員会「回顧百年-東京商業から東京学園への歩み」による。 東京商業学校
東京商業学校時代の歴代理事長・校長
東京商業高等学校
東京学園高等学校
主な出身者東京商業学校東京商業高等学校東京学園高等学校
主な進学先(東京学園高校)東京医科歯科大学、浜松医科大学、東京工業大学、電気通信大学、東京都立大学、横浜国立大学、千葉大学、東京芸術大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、学習院大学、成蹊大学、成城大学、芝浦工業大学、東京電機大学、日本大学、駒沢大学、専修大学、東洋大学、明治学院大学、ロンドン大学、シドニー大学、カリフォルニア大学、レイクランド大学、セントラル・オクラホマ大学、ネバダ州立大学、テンプル大学 など 脚注
関連項目
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