森本慎太郎
森本 慎太郎(もりもと しんたろう、1997年〈平成9年〉7月15日[2] - )は、日本の歌手、俳優、タレント。男性アイドルグループ・SixTONESのメンバー[8]。 石川県金沢市生まれ[1]、神奈川県[2]横浜市出身[3][注釈 1]。STARTO ENTERTAINMENT所属[9]。 来歴2006年、小学3年生の時にジャニー喜多川の目に留まりオーディション無しでジャニーズ事務所に入所[10]、ジャニーズJr.として活動を始める[6]。 2007年、『2007 謹賀新年 あけましておめでとう ジャニーズJr.大集合』でコンサート初出演。「すごいステージに立ってしまい全てが衝撃的だった」と当時を語る[11]。 同年、兄・龍太郎も所属していたジャニーズJr.内ユニット・Tap Kidsにも加入[12]。その後も舞台『滝沢演舞城 2007』『DREAM BOYS』をはじめ、ドラマ『受験の神様』『恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』に出演し、各方面で活躍の場を広げる。 2009年『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』のオーディションに合格。映画初出演にして主演の原田草太役に選ばれる。主人公草太と自分の性格や環境が全く異なり、演じることがとても難しかったが、唯一似ているところが明るく元気なところであり、いつもの自分を隠さずそのまま出して演じるよう心掛けたと語る[13]。 同年10月15日、ベルギーのアントワープ市内で同映画のワールドプレミアが開催。脚本を手がけた小山薫堂、事務所の先輩の中山優馬とともに「ベルギー・フランダース政府観光局友好大使」に任命される[7]。 そして11月1日、森本をリーダーとした11人のメンバーでスノープリンス合唱団が2010年1月までの期間限定で結成。12月2日には「スノープリンス」でCDデビューすることが発表される[14][15]。映画公開に伴い、『クレヨンしんちゃん』スペシャル番組『オラ泣いちゃうぞ!感動の映画スペシャル』内で放送される『スノープリンスだゾ』に、映画と同じ原田草太役で声優として出演[16]。初挑戦となるアフレコに「最初は緊張したが、しんちゃんの声やセリフが面白くて、緊張をやわらげてくれた。とてもやりやすかった」と語った。同アニメを毎週見ており、自らも幼稚園の時に「しんちゃん」という愛称で呼ばれていたこともあり、“ダブルしんちゃん”の実現に「共演できてうれしいです」と感想を述べた[16]。 2012年4月14日、テレビドラマ『私立バカレア高校』[17]の桜木達也役で主演。同年9月8日・9日、『私立バカレア高校』出演のJr.メンバー6人でジャニー喜多川に直談判して実現した[18]、通称・バカレア組メインコンサート『Johnny's Dome Theatre 〜SUMMARY2012〜』に出演[19]。 2015年5月1日に公演された『ジャニーズ銀座2015』にて『私立バカレア高校』出演メンバー6人のグループSixTONES結成を発表[20]。 2020年1月22日、SixTONESのメンバーとしてCDデビュー[22]。 人物入所後わずか1年足らずで2007年放送のドラマ『受験の神様』に出演。しかし、演技未経験ゆえに未熟であることを自覚していた。また、視聴率やジャニーズJr.に対する評価を気に病み、プレッシャーに圧し潰されそうになるが事務所の先輩に弱音を吐くことも出来ず苦悩していたという[10]。また、学校でも放課後すぐに帰宅して仕事に向かう日々を送っていたため「仕事をするたびにどんどん友達がいなくなる(寂しい)気持ち」であった[23]。仕事の現場では明るく振る舞いながら家では泣いていたという[10]。 現在のSixTONESメンバー5人と共演した『私立バカレア高校』が一つの転機となる。「ドラマに出るたびに友達を失うと思っていた自分が初めて対等な立場で話せる仲間、チームを得られた」と語る[10]。その後、6人はバラバラになるが『ジャニーズ銀座2015』での再集結後は、「この世界に身を置く限り浮き沈みと危機感は絶えないが、同じ目標を持つSixTONESがいれば乗り越えられる」「一度離れていたからこそ自分を出しつつまわりを生かすことができるようになり、良きライバルであり良き仲間であるという感情も出てきた」と改めて仲間の存在に気づかされたという[24][25][26]。 入所経緯小学校3年生の時、兄・龍太郎が出演していたKAT-TUNのコンサートを見た帰りに中華料理店で家族で食事をしていたところ、偶然通りかかったジャニー喜多川に兄と間違われ声をかけられる[27][11]。その後「龍太郎くんの弟だよね?タッキーのソロコンに来ちゃいなよ」と誘いを受ける。自宅にも電話が掛かってきたが、当時、森本は空手に夢中であり、念願の黒帯を取得したばかりということもあって断ったという。3度目の電話で「見学だけならば」と、母親とともに舞台を見に行くとジャニー喜多川自らが舞台裏を案内。その際、舞台のリハーサルに参加したところ初体験ながらダンスに魅了された。空手を辞めてジャニーズ事務所に入所する決心を固める。入所にあたっては喜多川の推薦ということもありオーディションは免除された[28][27]。 特技・趣味「スポーツ歴と得意なスポーツ」の問いに対し、サッカー、空手、スイミング、サーフィンなどを挙げている[11]。 中学時代は体操部に所属しており、ゆか、あん馬、跳馬、鉄棒などの技を習得。とりわけ「ゆか」が一番得意であるという[29]。なお、ロンダードバック転は入部前の2009年夏にすでに習得していた[30]。こうした経歴からアクロバットを特技としステージでもたびたび披露している。 2013年『フレッシュジャニーズJr. IN 横浜アリーナ』では「back to BACK」で台の上から宙返りをきめ[31]、2014 年『ガムシャラSexy夏祭り!![32][33]』2015 年『ガムシャラ!SUMMER STATION[34]』でもチーム羅で出場しダブルダッチに合わせ2メートルの高さから台宙をする大技で見せ場を作った[35][36]。 2015年『 少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』ショータイムでは「Day breaker」でSnow Manの佐久間大介とともに連続アクロバットを披露、2016年『少年たち 危機一髪!』では、Snow Manの宮舘涼太とコンビでダンスで世界制覇を目指す役を演じアクロバットダンスを披露[37]。宮舘とシンクロで階段の上から台宙を披露する[38]など、ステージ上でも数多くのアクロバットパフォーマンスを演じている。 空手では、小学2年生の時に関東大会で2連覇し全国大会4位まで進出しており、父親と共に出場した大会でも親子の部で3位に入賞している[39]。黒帯所持者であるが、初めて参加したリハーサルでダンスに夢中になり、入所を機にやめる[40]。空手経験があるにもかかわらず腕相撲がとても弱い[41]。 2013年より始めたサーフィンはショートボードを愛用し、波に乗っていると無になれる時間を趣味として楽しんでいる[42][43]。 スポーツ以外では、ドラムにも挑戦しており、2016年『ジャニーズ銀座 2016』では「この星のHIKARI」を演奏[44]、2017年Sexy Zoneの菊池風磨の単独コンサート『Summer Paradise 2017/風 is I?』でも「fragile」でドラムを担当した[45]。 『ザ!鉄腕!DASH!!』を通じて一級小型船舶操縦士や[46]、ユンボを運転できる資格[47]、潜水士の資格を取得[48]。 憧れの先輩"男として目指したい先輩"として木村拓哉の名前を挙げている。ジュニアに対してもフレンドリーに接し、常に優しく同性からも憧れられる、木村のような兄貴肌の人間になることが目標であると語る[11][49][50]。また"エンターテイナーとして目標とする先輩"には滝沢秀明の名を挙げ、リーダーシップと演技力を兼ね備えてジャニーズの世界観を体現しており、ステージに立っているだけで華がある憧れの先輩であると評していた[11][49]。 作品JASRAC公式サイトの「作品データベース検索サービス」[51]におけるアーティスト名「森本慎太郎」での登録内容をもとに記述。 ソロ曲
ユニット曲
受賞歴2023年
出演ユニットとしての出演はTap Kids、森本慎太郎withスノープリンス合唱団、スノープリンス合唱団#出演、SixTONES#出演を参照。個人での出演のみ記載。 テレビドラマ
配信ドラマ
映画
バラエティ
音楽番組情報番組
テレビアニメCM舞台
コンサート
イベントPV脚注注釈出典
外部リンク
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