済美高等学校 (愛媛県)
済美高等学校(さいびこうとうがっこう)は、愛媛県松山市湊町七丁目にある私立高等学校。学校法人済美学園が経営している。創立は1901年。元々女子校であったが、2002年度から男女共学となった。全校生徒は2022年7月時点で1689人、教職員は189人である[1]。 沿革
校歌
設置学科
部活動
その他野球部の甲子園優勝後、校訓が「やればできる」に変更された。教室に入ると壁にかけられた「やればできる」が目に飛び込んで来る。本高校の卒業生でお笑いタレントのティモンディ(高岸宏行・前田裕太)の持ちネタである「やればできる!」はこの校訓に由来している[5]。 全校生徒数に対する進学比率は低い。 2020年8月28日より校内電力不足により冷房が作動しなくなったため止むを得ず分散登校を実施。[要出典] 野球部の不祥事2014年に、2年生部員計6人が1年生部員計19人に対して、日常的に暴力行為を行っていた。尻をバットでたたいたり、眼球や腹部への暴力を日常的に繰り返し行っていた。1年生部員7組にケンカをさせ、2年生部員が観賞する行為があったことも発覚した。2年生が1年生に対して灯油を飲まそうとしたり、カメムシを実際に食べさせるといった被害があり、日本高等学校野球連盟はこの件について『有期の対外試合禁止が相当』とする処分案を日本学生野球協会審査室に上申[6]。なお、済美高等学校側は本件を受けて地区新人大会への出場を取りやめ、日本学生野球協会による審議により処分が決定されるまでは練習など部活動を自粛したほか[6]、2015年春の選抜高等学校野球大会の出場校選抜の参考となる秋季愛媛大会への出場を辞退した。この年のドラフト会議の目玉だった安樂智大は事件に関与していないとしながらも、当該チームのキャプテンだったことを理由に高校日本代表から落選する影響が発生した[7]。 2014年9月9日、日本学生野球協会審査室会議が済美高等学校に対して、『2014年8月9日から2015年8月8日まで、1年間の対外試合禁止処分とする』裁定を下したことから、2015年春の選抜高等学校野球大会および夏の全国高等学校野球選手権大会への出場もできなくなった[8]。さらに、この対外試合禁止の期間中に、29歳の男性コーチが1年生部員の頭や背中をたたいたり殴ったりした体罰を行っていたことが判明し、このコーチは謹慎処分となっている。 主な出身者
関連校脚注注釈・出典
関連項目外部リンク |