習志野駅
習志野駅(ならしのえき)は、千葉県船橋市習志野台四丁目にある、新京成電鉄新京成線の駅である。駅番号はSL20。 歴史
駅名の由来駅名は習志野原(陸軍習志野練兵場)からきている。その由来については、明治天皇閲覧の演習の際にある兵をほめて「見習しの」といった説、演習の総指揮を執った篠原国幹の指揮ぶりをほめて「習え篠原」といった説、平坦な地=「ならした野」という説等がある。薬円台公園内には習志野発祥の史跡として明治天皇駐蹕之処の碑が建てられている。他にも第1空挺団内には明治天皇にゆかりのある御馬見所(空挺館)という古い洋館が残されている。 習志野市と船橋市東部(旧二宮町)にある習志野という地名が混同されることがあるが、「習志野」とは本来、現在の船橋市・習志野市・八千代市にまたがる広い地域の広域地名である。その地名は習志野原(陸軍習志野錬兵場)に由来しているが、その後、周辺にあった駐屯地や関連施設などの広い地域を総称して「習志野」と呼ぶようになった。つまり、北は高根木戸駅周辺から陸上自衛隊習志野演習場を含め南は習志野市立習志野高等学校の付近まではかつての「習志野原」内であり、いわゆる「習志野」地域に属していることになる。ちなみに「習志野」の中心は、大久保の騎兵連隊と薬園台の騎兵学校、明治天皇駐蹕之処の碑が建つ(旧所在地の)習志野原周辺の地域と一般的に認識されている。戦前には現在の習志野駅付近に東部軍管区教育隊が設置されていたことでも知られる。 なお、習志野市の市役所最寄り駅は京成津田沼駅、市の中心駅は津田沼駅(JTB時刻表に中心駅として記載、新津田沼駅に隣接)とされている。 駅構造相対式ホーム2面2線の地上駅である。両ホームは跨線橋で結ばれている。駅舎は鉄骨構造。 自動改札機は4台ある。遠隔監視カメラや管理駅と通話できるインターホンを備え、無人駅として運用できる構造。22時 - 7時は無人駅として運用され、窓口業務は休止する。構内数箇所に設置されたインターホンで新津田沼駅と通話ができる。 のりば
利用状況2023年度の1日の平均乗降人員は12,747人であり、新京成線内では第15位である[新京成 1]。 近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
駅周辺駅南側には国道296号が走り、隣駅の北習志野駅までは約900メートル(徒歩約10分)、薬園台駅までは約800メートル(徒歩約8分)である。
隣の駅脚注注釈出典
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