芋生 悠(いもう はるか、1997年(平成9年)12月18日 - )は、日本の女優である。熊本県[1]山鹿市[2]出身。
略歴
JUNONが開催した2014年の第3回目のジュノン・ガールズ・コンテストにて、10名のファイナリストのうちの1人に選ばれた[3]。女優として主な活動を2015年4月から開始。
所属事務所ステッカーを2023年8月4日付けで退所[4]。
人物
- 身長は164cm、体重は45kg(2018年時点)[5]。
- 特技は書道、空手、水泳、長距離走、百人一首、バスケットボールなどを挙げている。特に書道は、師範の資格を取得している[5]。
- 趣味は美術で、本人のTwitterなど、ネット上でいくつか描いた絵を見られる。高校も美術コースで、油絵専攻だった[6]。
- 「芋生」姓は本名。同名の「芋生城」の城跡が出身地である熊本県山鹿市に存在しており、父によると由来の一つではないかとしている[8]。
エピソード
- 自画像が学校の文集の表紙に選ばれたことから絵が好きになる。中学時代には不登校気味だった時期があり、登校しても美術室にこもっていたという。高校では美術科を選んだが、自画像しか描けずにいた。しかし、描くことで表現欲が強くなり、ジュノン・ガールズ・コンテストへの応募を決めた[8]。
- 書道で師範の腕前を生かし、ファースト写真集『はじめての舞台』(2018年)では題字を書いている[7]。同書はアイドル的な作りではなく、前年の初舞台『欲浅物語』のドキュメンタリー写真集となっている[8]。当初は2日か3日くらいで撮る予定だったが、カメラマンの岩澤高雄の意向で、約1か月をかけての密着撮影となった[9]。
出演
映画
- バレンタインナイトメア(2016年1月23日、今野恭成監督) - 佐山祐子 役[11]
- 爛れ(2016年2月12日、桜美林大学2015年度卒業制作) - 主演・朝倉美優紀 役
- マスタードガス・バタフライ(2016年2月20日、たまふぃるむ2016、広瀬有紀監督) - 主演・麻知子 役
- それからのこと、これからのこと(2016年6月19日、田辺・弁慶映画祭セレクション2016、石橋夕帆監督) - 主演・菜央 役[12]
- TOKYO CITY GIRL2016~LOCAL→TOKYO(2016年12月3日、志真健太郎監督) - 役名不明[13]
- 朝をこえて、星をこえて(2017年1月30日、はすだfurureプロジェクト、野本梢監督) - 主演・少女 役[14]
- 傷だらけの悪魔(2017年2月4日、KADOKAWA、山岸聖太監督) - 近藤千穂 役[15]
- Piece of Tokyo とうときょう(2017年2月) - 役名不明
- ファットボーイ&スリムガール(2017年3月2日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017、かげやましゅう監督) - かまちのりこ 役
- 黄泉の国のオオマガさま(2017年3月2日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017、百武朋監督) - 主演・ハルカ 役
- ポップ・ロック・ビルディング(2017年3月2日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017、かげやましゅう監督) - 小日向ヨーコ 役[16]
- アオとシオリ(2017年4月9日、吉川涼監督) - 主演・アオ 役
- トモシビ(2017年5月20日、杉山泰一監督) - 新谷絵麻 役[17]
- 東京喰種トーキョーグール (2017年7月29日、松竹、萩原健太郎監督) - 女子高校生 役
- ; the eternal / spring(2017年8月16日、ぴあ、児山拓大監督) - emou. 役
- ユリゴコロ(2017年9月23日、東映 / 日活、熊澤尚人監督) - 安藤 役
- Amy said(2017年9月30日、村本大志監督) - 役名不明[18]
- 斉木楠雄のΨ難(2017年10月21日、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント / アスミック・エース、福田雄一監督) - 水島流華 役
- えのしまピエロ(公開日未定[注 1]、今関あきよし監督) - 主演・ピエロ 役
- 彼女のひまわり(2017年12月、川崎僚監督) - 主演
- ピンカートンに会いにいく(2018年1月20日、松竹ブロードキャスティング、坂下雄一郎監督) - 五十嵐かおり(アイドル時代) 役
- 野球部員、演劇の舞台に立つ!~甲子園まで642キロ(2018年2月24日、京映アーツ、中山節夫監督) - 川上智花 役
- ひとひら(2018年3月24日、早稲田松竹、吉田奈津美監督) - いずみ 役
- このまちで暮らせば(2018年7月14日、ニューシネマワークショップ、高橋秀綱監督) - 藤城緑 役
- ヒゲとレインコート(2018年10月1日、八幡貴美監督)主演・カナコ 役
- 注射針をブルーシートで(2018年、小宮山みゆき監督)主演・葵 役 ※短編映画
- 恋するふたり(2019年5月3日、ユナイテッドエンタテインメント、稲葉雄介監督) - 主演・サチコ 役[20]
- JKエレジー(2019年8月9日、16bit.inc、松上元太監督) - サクラ 役[21])
- 左様なら(2019年9月6日、SPOTTED PRODUCTIONS、石橋夕帆監督) - 主演・岸本由紀 役 ※2018年11月「MOOSIC LAB 2018」上映
- 37セカンズ(2020年2月7日、ラビットハウス、HIKARI監督) - ユカ 役
- 恋恋豆花(2020年2月22日、アイエス・フィールド、今関あきよし監督)
- #ハンド全力(2020年7月31日、イオンエンターテイメント・ラビットハウス・エレファントハウス、松居大悟監督) - 七尾 役
- ソワレ(2020年8月28日、東京テアトル、外山文治監督) - ヒロイン・山下タカラ 役[22]
- サイレント・トーキョー(2020年12月4日、波多野貴文監督) - ウエイトレス 役
- ある用務員(2021年1月29日、キグー、阪元裕吾監督) - ヒロイン・真島唯 役[23]
- HOKUSAI(2021年5月28日、S・D・P、橋本一監督) - 麻雪 役[24]
- 全員切腹(2021年8月14日、豊田利晃監督) - ヒロイン・女郎 役
- ひらいて(2021年10月22日、ショウゲート、首藤凜監督) - 新藤美雪 役[25][26]
- 吾輩は猫である!(2021年12月3日、ヒューマントラストシネマ渋谷、笠木望監督) - アンナ 役[27]
- 牛首村(2022年2月18日、東映、清水崇監督) - 奇子 役[28][29]
- プレイヤーズ・トーク(2022年12月24日、マイターン・エンターテイメント、半田健監督・森岡龍監督)[30]
- ボクらの映画『うちのじいじは字が書けない』(2023年1月4日、短編映画、諸江亮監督) - 庵野美砂 役
- 浮かぶ(2023年2月3日、MOEWE、吉田奈津美監督) - 佳世 役
- こいびとのみつけかた(2023年10月27日、ジョーカーフィルムズ、前田弘二監督) - ヒロイン・園子 役[31]
- 朝がくるとむなしくなる(2023年12月1日、石橋夕帆監督) - 大友加奈子 役[32]
- 夜明けのすべて(2024年2月9日、三宅唱監督) - 大島千尋 役[33]
- 青春ジャック 止められるか、俺たちを2(2024年3月15日、井上淳一監督) - 金本法子 役[34]
- 初めての女(2024年6月22日、小平哲兵監督) - 玉 役[35]
- 次元を超える RANSCENDING DIMENSIONS(2025年公開予定、豊田利晃監督) - 野々花 役[36]
テレビドラマ
配信ドラマ
舞台
CM・広報
- FM802 2015年ACCESSキャンペーン Sugar & The Radio Fire「Music Train ~春の魔術師~」 店頭VP+WEB(2015年4月1日 - 5月31日)[注 3]
- 兵庫大学 「現代ビジネス学科 2016年4月開設」(2015年7月5日 - )
- アシックス 「オリンピック用CM」(2015年12月29日 - )
- PS4 「進撃の巨人」(2016年2月6日 - )
- 南日本酪農協同 「スコール」(2016年3月20日 - )
- モスバーガー 「テリヤキの旬」篇(2016年3月22日 - )
- スシロー 「これぞ、職人気質。これぞ、スシロー」篇(2016年4月18日 - )
- 中田食品 「梅なでしこ」(2016年5月31日 - )
- ネッツトヨタ熊本 「海を届ける」(2016年6月1日 - )
- パナソニック エイジフリー「生活リハビリ」篇(2016年6月11日 - )
- 東京エレクトロン 「My IoT」篇(2016年11月27日 - )
- docomo×SNOW 「最後くらい盛らせろ - 卒業"盛ルバム"」篇(2017年1月17日 - )
- ちふれ (2017年3月15日 - )
- 「ちふれ 美白 うるおい ジェル/使命」篇
- 「ちふれ 約束」篇
- 古河機械金属 (古河気合筋肉) カナコシリーズ(2017年3月-)
- トレたび ニッポンをつなぐ物語「おばあちゃんのお漬物」篇(2019年1月31日)[62]
- BOAT RACE振興会
PV
書籍
写真集
脚注
注釈
- ^ 2020年4月4日よりYouTubeで無料公開[19]。
- ^ アニメーションで声の出演。
- ^ スガシカオによる書き下ろし曲。
- ^ ワンマンツアーDVD内の映像に出演。
出典
外部リンク