重岡優大
重岡 優大(しげおか ゆうだい、1997年4月16日 - )は、日本のプロボクサー。熊本県熊本市出身[1]。ワタナベボクシングジム所属。元WBC世界ミニマム級王者。 入場曲はCOMPLEXの『BE MY BABY』。弟は元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗[2]。 人物中学1年生からボクシングを始める。 開新高校時代、高校4冠達成[3]。 2018年、全日本ボクシング選手権大会で初優勝[4]。 2020年東京オリンピックを目指していたが、実施階級にライトフライ級がなかったのでプロ入りのため拓殖大学を中退[5]。2019年8月、B級プロテストに合格[6]。 来歴プロボクシング2019年10月30日のプロデビュー戦は2回TKO勝ち[7]。同年12月10日に後楽園ホールでOPBFミニマム級王者リト・ダンテと48.0キロ6回戦を行い、6回3-0(60-54、59-55×2)判定勝ちを収めた[8][9]。 2021年2月11日、後楽園ホールで日本ライトフライ級ユース王座をかけて、堀川龍と対戦し、5回2分42秒TKO勝ちを収め、王座獲得に成功した[10]。 2021年8月2日付けで、ユース王座を返上した。 2021年11月12日、後楽園ホールで弟の銀次朗が保持していたWBOアジアパシフィックミニマム級王座をかけて、元OPBF東洋太平洋同級王者の小浦翼と対戦し、12回判定2-0(115-113×2、114-114)で判定勝ちを収め、王座獲得に成功した[11]。 2022年7月6日、熊本市の熊本県立総合体育館でWBOアジアパシフィックミニマム級6位のクリス・ガノーサと対戦し、3回59秒KO勝ちを収め、初防衛に成功した[12]。 2022年9月9日付で、WBOアジアパシフィック王座を返上した。 2022年11月17日、後楽園ホールで日本ミニマム級王座決定戦で仲島辰郎と対戦し、3回1分20秒KO勝ちを収め、弟の銀次朗が保持した王座継承に成功した[13]。 2022年12月2日付で、2023年中に世界挑戦を見据えて日本ミニマム級王座を返上した[14]。 兄弟同時世界暫定王座獲得・王座統一2023年4月16日、国立代々木競技場第二体育館で行われた「3150FIGHT vol.5 ~東京初進出!東京を殴りにいこうか!~」メインイベントとしてWBC世界ミニマム級王者のペッマニー・CPフレッシュマートのインフルエンザ感染に伴い元WBO世界ミニマム級王者でWBC世界ミニマム級7位のウィルフレド・メンデスとWBC世界ミニマム級暫定王座決定戦を行い、7回25秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[15]。 2023年10月7日、大田区総合体育館で行われた「3150FIGHT Vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」セミファイナルでWBC世界ミニマム級正規王者のペッマニー・CPフレッシュマートとWBC世界ミニマム級王座統一戦を行い、12回3-0(117-111、119-109、119-109)の判定勝ちを収め王座統一に成功すると共に正規王者になった(記録上はWBC暫定王座の初防衛)[16][17][18]。 2024年3月31日、名古屋国際会議場イベントホールで開催の「トップPresents 3150FIGHT vol.8」にて、元WBO世界ミニマム級王者でWBC世界ミニマム級6位のメルヴィン・ジェルサレムとWBC王座の2度目の防衛戦に臨むも、ジェルサレムに2度のダウンを奪われ、プロ初黒星となる12回1-2(114-113、112-114、112-114)の判定負けを喫しWBC王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[19]。 2024年8月24日、大和アリーナで開催の「3150×LUSH BOMU vol.1」で再起戦としてWBOミニマム級12位のサミュエル・アルパと48.6kg契約で対戦し、10回3-0(96-94、97-93×2)の判定勝ちを収め再起に成功した[20]。 獲得タイトル
戦績
脚注
関連項目外部リンク
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