野幌地区野幌地区の範囲元来の範囲野幌地区は現在ではJR函館本線野幌駅を中心とした江別市内の1つの地域のみを指す地名である。ただ元来は野幌丘陵(野幌原野とも言う)一帯を指す地域の地名であり、その範囲としては、西は札幌市厚別区を流れる野津幌川両岸、南は北広島市西の里や北の里の一部が含まれる。
江別市野幌地区の範囲江別市は大麻地区、野幌地区、江別地区の3地区に大きく分けられる。さらに野幌は3つの特色の異なる地区に分けることができる。以下、野幌の3つの地区の町名とその特色を記す。
概要国道12号線沿いはロードサイド型店舗が集結し、江別一の繁華街となっている。その反面、野幌駅前は住宅の比率がやや高く、コンビニや個人商店が散見される程度で商業集積の規模はさほど大きくない。 周辺の地質は泥炭で、元来水はけの悪さから作物の栽培には適さない土地であった。泥炭層から採取される粘土を原料とする野幌煉瓦、土管、陶器を製造する窯業が栄え、野幌駅の周辺には工場が多く立地していた。レンガや土管の工場は江別市郊外の角山や工栄町に残るのみとなり、陶芸の工房は住宅地の中に点在している。また、現在では土地改良工事により、灌漑設備が整備され米や野菜などが収穫されている。 野幌駅周辺を再開発する江別の顔づくり事業を行っている。 主な施設公共施設
その他の施設史跡
名物・名産交通
この他、1975年まで夕張鉄道線が野幌駅から分岐して南幌町、栗山町、夕張市を結んでいた。 その他村上龍の著作『希望の国のエクソダス』では、文中に架空の都市である「野幌市」が描かれている。ただし、野幌の読み方は「のほろ」であり、新千歳空港と札幌市の中間の都市を描いていることから、現実の北広島市近辺に「野幌市」が位置するものと想定される。 アニメーション版『WORKING!!』第7話で登場する「野つ駅」は高架化される前の旧野幌駅北口がモデルとなっている。 外部リンク |