難波喬司
難波 喬司(なんば たかし、1956年7月20日 - )は、日本の政治家、運輸・国土交通官僚。静岡県静岡市長(1期)。学位は博士(工学)(名古屋大学・2005年)。 運輸省の技官を経て、国土交通省大臣官房技術総括審議官、京都大学大学院経営管理研究部客員教授、静岡県副知事、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授を歴任した。 来歴生い立ち岡山県真庭郡湯原町(現真庭市)生まれ[1]。岡山県立岡山大安寺高等学校を経て[2][3]、1981年名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻修了。 運輸省へ同年、運輸省入省[4]。1996年運輸省港湾局計画課補佐官。1998年茨城県土木部港湾課長。2000年茨城県港湾振興監。2001年国土交通省港湾局海岸・防災課海岸企画官。2003年国土交通省港湾局災害対策室長。2004年国土交通省港湾局港湾保安対策室長。2005年国土交通省関東地方整備局港湾空港部長[4]。同年論文「アウトカムの視点による海岸行政の政策・施策体系の構築とその実施方法に関する研究」により名古屋大学博士(工学)の学位を取得[4][5][6]。2008年国土交通省港湾局計画課長。2009年国土交通省九州地方整備局副局長。2012年国土交通省大臣官房技術参事官(港湾局担当)。2013年国土交通省大臣官房技術総括審議官。 静岡県副知事、県理事、静岡市長2014年に退官、京都大学大学院経営管理研究部(いわゆる「経営管理大学院」)客員教授。同年高秀樹とともに静岡県副知事に就任[4]。2015年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。2017年土木学会論説委員。2018年静岡県副知事再任。2019年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。同年に第19回統一地方選挙の一環で行われた静岡市長選挙への出馬を模索したが最終的に立候補を断念。市長選出馬の混乱の引責を取る形で川勝平太静岡県知事に辞職願を提出したが慰留され不受理扱いされた[7]。 2022年5月17日をもって静岡県副知事としての任期が満了することに伴い、翌18日付で任期付き職員の県理事として採用された[8]。中央新幹線を巡る諸課題や熱海市の土石流災害問題を引き続き担当し、これらに関しては副知事相当の権限が与えられている[9]。 同年11月10日付で県を退職し[10]、翌11日に翌年4月に行われる静岡市長選挙への立候補を表明した[11]。 2023年4月9日に執行された選挙の結果、新人2候補を破り初当選を果たした[12]。 2023年静岡市長選挙※当日有権者数:572,763人 最終投票率:45.61%(前回比:pts)
政策・主張
略歴
著書脚注
外部リンク
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