電撃文庫MAGAZINE
『電撃文庫MAGAZINE』(でんげきぶんこマガジン)とはKADOKAWA(アスキー・メディアワークスブランド)が発行していた、ライトノベル中心の季刊小説誌である。 概要2007年10月10日発売号をもって休刊した『電撃hp』の後継誌として2007年12月10日に創刊された。創刊号『電撃文庫MAGAZINE プロローグ1』の表紙はいとうのいぢが担当した。 『電撃hp』の編集体制および一部コンテンツを引き継いでおり、電撃文庫の作家達が作品を掲載している。『電撃文庫MAGAZINE』の名前が示すように、書籍扱いであった『電撃hp』とは異なり、ISBNが付かない雑誌扱いである。 『プロローグ1』および『プロローグ2』(2008年2月9日発売)については『月刊コミック電撃大王』の増刊号として発行されたが、2008年4月10日発売分(2008年5月号)から独立創刊された。 創刊以来、偶数月10日発売の隔月刊だったが、2019年7月10日発売のVol.68(2019年8月号)より、1・4・7・10月の10日発売の季刊へ移行している。 2020年4月10日発売の5月号をもって休刊した。理由は読者のニーズが多様化し、またスピーディーな情報提供が求められる現在、雑誌としての役目を終えたからとしている[1]。全71号。最終号の表紙はabecが担当した。 電子配信2014年3月16日より初の電子限定号の配信が開始された。この電子限定号は電撃文庫MAGAZINEをそのまま電子書籍化したものではないものの、電子限定号用に書き下ろしも収録され、また電撃文庫の公式海賊本「パンチラバーズ」が特典として配信された。 創刊10周年を迎えたことを記念し2018年4月25日(Vol.61)より紙雑誌とともにその電子版も発売した。この電子版は付録や一部記事の掲載はないが概ね紙雑誌と同内容である。ただし、発売日は紙雑誌が先で、大体15日後に電子版が配信されていた。 過去の主な掲載作品以下「電撃小説大賞受賞作」項以外、50音順。 電撃文庫MAGAZINE賞→詳細は「電撃小説大賞」を参照
第15回電撃小説大賞より、電撃文庫MAGAZINE賞が設置された。受賞作は『電撃文庫MAGAZINE』に掲載される。
読者参加企画電撃MAGAZINE 読者参加企画としてショートストーリーのグランプリを決め、優秀作品を掲載している。
注釈
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