麻田雅文
麻田 雅文(あさだ まさふみ、1980年 - )は、日本の歴史学者。専門はロシア / ソ連と東アジア(満洲・中国・日本)の近現代史、国際関係史[1][2]。岩手大学人文社会科学部准教授。 略歴東京都生まれ。2003年学習院大学文学部史学科卒業[1]。2006年北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻(スラヴ社会文化論)修士課程を修了、2010年に同大学院博士課程を単位取得満期退学[1] [2][3]。 2011年論文「中東鉄道経営史:ロシアと「満洲」、1896 - 1935年」にて北海道大学より博士(学術)の学位を取得[4]。同年、博士論文を対象とする第10回アジア太平洋研究賞(井植記念賞)を受賞[5]。 日本学術振興会特別研究員を経て、2012年ジョージ・ワシントン大学エリオットスクール客員研究員となる[1]。2013年10月から2015年3月まで、東北大学東北アジア研究センター教育研究支援者[1]。2015年より現職(岩手大学人文社会科学部)。 専門はロシアと東アジアの近現代史[6]、近現代の日露中関係史[7]、東アジア国際政治史[8]。 シベリア抑留など人権を顧みないロシアの戦い方について「ロシアが各地で繰り返す『戦争の文化』で、現在のウクライナ戦争でも顕著」としている[9]。 2013年『中東鉄道経営史』にて第8回樫山純三賞学術書賞を受賞。2024年12月に『日ソ戦争』で第28回司馬遼太郎賞を受賞[10]。 著作等単著
共編著
解説
脚注
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