2024年サンパウログランプリ
2024年サンパウログランプリ(英: 2024 São Paulo Grand Prix、正式名称: Formula 1 Lenovo Grande Prêmio de São Paulo 2024[1])は、2024年のF1世界選手権第21戦として、2024年11月3日にインテルラゴス・サーキットで開催された。 背景※( )内は検知ポイント
→詳細は「アイルトン・セナの死」を参照
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フリー走行FP12024年11月1日 11:30 BRT (UTC-3) (特記のない出典:[12])
セッション開始を前にマックス・フェルスタッペンはパワーユニット(PU)のうち、6基目のエンジン(ICE)と7基目のエキゾースト(EX)に交換した。ICEは年間最大使用数の4基を超えているため[注 3]、決勝で5グリッド降格ペナルティを受けることになった[13]。 ランド・ノリスがトップタイムを記録し、ケビン・マグヌッセンの体調不良により代走を務めるオリバー・ベアマンが3番手タイムをマークした。前戦メキシコシティGPに続き体調不良で木曜日の記者会見を欠席していたフェルナンド・アロンソは本GPも無事参加した。 FP1の結果
スプリント予選2024年11月1日 15:30 BRT (UTC-3) (特記のない出典:[15])
オスカー・ピアストリがスプリントのポールポジションを獲得した。SQ1とSQ2でトップタイムだったランド・ノリスはSQ3最初のアタックでもトップタイムを記録するが、ピアストリがラストアタックでノリスのタイムを更新して2番手に後退。しかしノリスのタイムを上回るドライバーは現れず、結果的にマクラーレンがフロントローを独占した。2列目はシャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペン、3列目はカルロス・サインツとジョージ・ラッセルがそれぞれ並ぶ。急遽出場となったオリバー・ベアマンは8番手相当の1分9秒879を出していたが、トラックリミット違反によりタイムが抹消されて10番手となった。リアム・ローソンはSQ3へ進出して8番手を獲得したが、角田裕毅はSQ1で敗退し18番手(アストンマーティン勢と周冠宇がピットレーンスタートとなったため、スターティンググリッドは17番手[16])に終わった。 スプリント予選の結果
スプリント2024年11月2日 11:00 BRT (UTC-3) (特記のない出典: [23])
レース終盤に入った21周目にニコ・ヒュルケンベルグがマシントラブルによりコース脇へマシンを止め、黄旗が出された後にバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。その直前にマクラーレンはチームオーダーを発令し、スタートから首位を走行していたオスカー・ピアストリが2位のランド・ノリスに首位の座を譲り、ノリスがスプリントを制した。 ノリスと直接のタイトル争いをするマックス・フェルスタッペンは18周目にシャルル・ルクレールを抜いて3位に浮上し、マクラーレン勢に迫ろうとしたがVSCの導入により阻まれた。しかも、フェルスタッペンはVSC導入時にFIA ECUが設定した最低タイムより速く走行してしまい、レース後に5秒ペナルティが科せられて3位から4位へ降格となり、フェルスタッペンとノリスのポイント差は44点に縮まった[25]。 スプリントの結果
予選2024年11月3日 7:30 BRT (UTC-3) ※当初の開始時刻は11月2日 15:00 (UTC-3) (特記のない出典:[31])
当初の開始時刻であった土曜日の15時を前に大雨が降り出し、何度か開始を遅らせてきたが天候は回復せず、日没が近づいた16時45分に日曜日の朝への延期が決まった[32]。 日曜日も朝から雨模様だったが、前日より雨量が少なかったためQ1は遅れることなく開始された。 Q1でフランコ・コラピントが、Q2でカルロス・サインツとランス・ストロールが、Q3でフェルナンド・アロンソとアレクサンダー・アルボンがそれぞれクラッシュを喫し、合計5回の赤旗が出される大荒れの展開となる中、ランド・ノリスがポールポジションを獲得した。ジョージ・ラッセルがノリスに続く2番手を獲得しフロントローに並んだ。角田裕毅が自己ベストとなる3番手を獲得し、チームメイトのリアム・ローソンも5番手となり、RB勢が大健闘を見せた。逆にレッドブル勢はQ2終盤に起きたストロールのクラッシュによる赤旗(残り時間が46秒と短かったため、そのままセッション終了となった)でタイム更新の機会を失い2台とも敗退し、ルイス・ハミルトンはQ1で敗退を喫した。 予選結果
決勝2024年11月3日 12:30 BRT (UTC-3) ※当初の開始時刻は14:00 (UTC-3) (特記のない出典:[40])
日曜日も悪天候が予想されていたため、開始時間が14時から12時30分に前倒しされた[32][41]。予選Q3でクラッシュしたアレクサンダー・アルボンはマシンの損傷が激しく、決勝開始までに修復作業が間に合わないため欠場した[42]。 レース結果
達成された主な記録(特記のない出典:[51])
第21戦終了時点のランキング
脚注注釈
出典
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