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この項目では、TMNのベスト・アルバムTIME CAPSULE all the singlesについて説明しています。他のタイムカプセルについては「タイムカプセル (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
『TIME CAPSULE all the singles』(タイムカプセル オール・ザ・シングルス)は1996年12月12日にリリースされたTMNのベスト・アルバム。
解説
TM NETWORKとしてデビューから「TMN終了」までの全シングル(12inchアナログシングル含む)を発売順に収録した2枚組ベスト・アルバム。
ボーナストラックとして、PlayStation用ソフト『Gaball screen』の為に作られた「Detour」を収録(メンバー3人の連名名義)。
シングル・ベストという位置付けのため、シングル1曲目のみの収録となっており、両A面シングルの2曲目は収録されておらず (「COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)」との両A面である「COME ON LET'S DANCE (DANCE SUPREME)」や「RHYTHM RED BEAT BLACK」との両A面である「DREAMS OF CHIRISTMAS」、「Love Train」との両A面である「We love the EARTH」) 、「Still Love Her」 (「JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)」のC/W。カップリング曲ながらタイアップ曲) も未収録となった。
初回盤はBOXケース仕様、40ページブックレット付き、ピクチャーディスク仕様。また、2枚のディスクがそれぞれ単独のケースに収められている。BOXの蓋にはデジタル式の時計が埋め込まれていて、電池交換も可能である。
後に、内容が重複する『THE SINGLES 1』『THE SINGLES 2』がリリースされるが、本作収録の「Detour」はこの作品及び、2020年3月18日にリリースされた「Gift from Fanks T」のみの収録となっている。
収録曲
DISC:1
DISC:2
曲解説
DISC:1
- 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
- 1974 (16光年の訪問者)
- アクシデント (Accident)
- 3rdシングル。シングルバージョンはアルバム初収録。
- DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)
- YOUR SONG ("D"Mix)
- Come on Let's Dance (This is the FANKS DYNA-MIX)
- Girl
- All-Right All-Night (No Tears No Blood)
- 8thシングル。シングルバージョンはアルバム初収録。
- Self Control (方舟に曳かれて)
- Get Wild
- KISS YOU 〜世界は宇宙と恋におちる〜
- RESISTANCE
- BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)
- 13thシングル。シングルバージョンはアルバム初収録だが、本作に収録されているのはCDシングル盤のカットアウト版。なお、このバージョンはTM NETWORKのアルバムでは本作にしか収録されていない。
- SEVEN DAYS WAR
- COME ON EVERYBODY
DISC:2
- JUST ONE VICTORY (Remix Version)
- 16thシングル。シングルバージョンはアルバム初収録。
- COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)
- KISS YOU (KISS JAPAN)
- GET WILD '89
- DIVE INTO YOUR BODY
- THE POINT OF LOVERS' NIGHT
- TIME TO COUNT DOWN
- RHYTHM RED BEAT BLACK
- RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 2.0)
- 24thシングル。CDの収録時間の関係か、シングルよりも1分半程短くなっており、この曲のみ厳密にはオリジナルバージョンではない。
- Love Train
- Wild Heaven
- 一途な恋
- Nights of The Knife
- Detour
- ボーナストラック。新曲で2020年発売のファン投票によるベストアルバム『Gift from Fanks T』にも収録されている。PlayStation用ソフト『ガボールスクリーン』にも使われている。
- この曲のみTakashi Utsunomiya/Tetsuya Komuro/Naoto Kineとそれぞれ3人の連名名義となっている。
- 同時期に制作された「discovery」よりバックトラックが薄く、宇都宮はTMのボーカルとして感情を抑えて歌った。レコーディングでは3人で立ち会うことは無かったが、PV撮影では3人で臨んだ[2]。
- 仮歌のデモテープが小室から渡された前田が「すぐそこで丸山茂雄さんと待ってるから、早くよろしくね」と言われて、プレッシャーの中でワープロで1時間で仕上げた[3]。
- TMの3人を通して「回り道をしたけど、やっと会えた」というテーマを思いつき、その流れで「回り道」という言葉を押し出そうとするも、「日本語そのままでは地味」という前田の判断により、和英辞典を引き「Detour」と確認する。そして、タイトル・テーマ・提供先との兼ね合いを考えながら、仕上げていった[3]。
スタッフ
- Produced : 小室哲哉
- Executive Producer : 丸山茂雄、小坂洋二
- A&R : 山口三平、松田芳明
- Int'l Affairs : 大竹健
- Mastered : 堀内寿哉
- Art Direction & Design : 高橋伸行
- Design : くぼあきひろ
[4]
出典
- ^ 認定年月:1997年1月 一般社団法人日本レコード協会 2022年7月1日閲覧
- ^ 株式会社スコラ刊「スコラ」1997年1月1日号「小室哲哉 新プロジェクトへの挑戦! TKブランド、ゲーム界へ進出! 盟友・宇都宮隆『TMNの新曲』を語る」52Pより。
- ^ a b リットーミュージック刊「作詞のリズム」前田たかひろ著pp.54-55より。
- ^ CDに封入しているブックレット
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小室哲哉 - 宇都宮隆 - 木根尚登 |
シングル | |
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楽曲 | |
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アルバム |
オリジナル | |
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ミニ | |
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リミックス | |
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ライブ | |
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ベスト | |
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コンピレーション | |
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蔵出し音源集 | |
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ボックス | |
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映像作品 | |
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コンサート |
1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 |
- TM NETWORK Log-on to 21st Century
- TM NETWORK TOUR MAJOR TURN-ROUND
- TM NETWORK DOUBLE-DECADE "NETWORK"
- TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK"
- TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL "NETWORK"
- TM NETWORK REMASTER
- TM NETWORK PLAY SPEEDWAY and TK HITS!
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2010年代 |
- TM NETWORK CONCERT Incubation Period
- TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation
- TM NETWORK the beginning of the end
- TM NETWORK 30th 1984〜QUIT30 - TM NETWORK 30th 1984〜QUIT30 HUGE DATA
- TM NETWORK 30th FINAL
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2020年代 |
- TM NETWORK How Do You Crash It?
- TM NETWORK FANKS intelligence Days
- TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜DEVOTION〜
- TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜STAND 3 FINAL〜
- TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜YONMARU〜
- TM NETWORK FANKS intelligence Days ~inside~
- TM NETWORK YONMARU+01
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ゲーム | |
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関連項目 | |
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