これがUFOだ!空飛ぶ円盤
『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』(これがユーホーだ!そらとぶえんばん 英文:Get That Flying Saucer)は、1975年3月21日封切の東映まんがまつりで上映された東映動画のアニメーション映画。有名な円盤事件や、「実際に撮影された」とされる写真を交えて描いたドキュメンタリー風の作品。16分。 内容主なエピソードや内容は、次の通り。
最後は「宇宙連合」結成の可能性について触れ、「地球人を観察しているのでは?」と述べている。なお「おわり」というクレジットの後に、『宇宙円盤大戦争』(後述)の公開予定が表示される。 スタッフ
なお、BGMはTV版(東映動画版)『デビルマン』からの流用曲(作曲:三沢郷)が確認できる[3]。
声の出演本作は複数のエピソード(円盤事件)を紹介するため、いわゆるダブルキャストになっている。また、ナレーター以外の配役はクレジットされていない。
併映作品東映まんがまつりでの併映作品は以下の通り。▲マークは劇場用新作。
映像ソフト本作は、上記の一連の作品と共に、2011年11月21日発売のDVD「復刻!東映まんがまつり1975春」収録されている。また、次節で説明する『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX』にも収録されている。 マジンガーシリーズとの関係本作は、DVDボックス『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX』(2002年)に収録されているが、本来、直接の関係はなかった。 しかしながら、本作のラストで、『宇宙円盤大戦争』の公開が告知されている。これは、次回(1975年7月26日封切)の東映まんがまつりで上映された、UFOを題材としたアニメーション映画である(ただし、本作とは違い、完全にフィクションである)。この作品も、マジンガーシリーズとは無関係であったが、後に『UFOロボ グレンダイザー』(マジンガーシリーズ第3弾)の原案(原点)となった。その為、『宇宙円盤~』は、ビデオ化の際は「劇場版マジンガーシリーズ」に併録されていた(LDの劇場版マジンガーシリーズには収録されず)。従って、本作もマジンガーシリーズとは、完全には無関係ではなくなっている。本作は、ビデオ、LDとも劇場版マジンガーシリーズには未収録であった。本作の脚本は辻真先であるが、『宇宙円盤~』の脚本は上原正三である(『~グレンダイザー』の初期メインライターも上原)。 なお、本作の併映である『グレートマジンガー対ゲッターロボ』は、劇場版マジンガーシリーズの第3弾に当たるが、初めて敵が宇宙人勢力(劇場版オリジナル勢力)となっている(続編に当たる『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』も同様)。 ネット配信YouTube「東映シアターオンライン」2023年5月の企画「1970年代ムーブメント特集」として、2023年4月29日12:00(JST)から同年5月7日(JST)まで無料配信が行われた。 脚注
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