サム・ハフ (野球)
サミュエル・ニコラス・ハフ(Samuel Nicholas Huff, 1998年1月14日 - )は、 アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツ所属。 経歴プロ入りとレンジャーズ時代2016年のMLBドラフト7巡目(全体219位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はグランドキャニオン大学へ進学の予定であった。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビュー。28試合に出場して打率.330、1本塁打、17打点を記録した。 2017年もルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、49試合に出場して打率.249、9本塁打、31打点、3盗塁を記録した。 2018年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、118試合に出場して打率.241、18本塁打、55打点、9盗塁を記録した。 2019年はA級ヒッコリーとA+級ダウンイースト・ウッドダックスでプレーし、2球団合計で127試合に出場して打率.278、28本塁打、72打点、6盗塁を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカンリーグ選抜に選出され[1]、試合では7回裏にベン・ボウデンから同点となる2点本塁打を放ち、MVPを獲得した[2]。 2020年9月10日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、翌11日のオークランド・アスレチックス戦にて「8番・捕手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合での結果は3打数無安打1四球)[4]。この年はメジャーで10試合に出場して打率.355、3本塁打、4打点を記録した。 2021年はメジャーでの出場は無く、ルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズ、AA級フリスコ・ラフライダーズ、AAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーした。3球団合計で61試合に出場して打率.246、16本塁打、36打点を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。 2022年は44試合の出場で打率.240、、1盗塁、4本塁打、10打点を記録した。本塁打と打点はいずれもキャリアハイとなった。 2023年は21試合に出場で打率.256、3本塁打、6打点を記録した。打率はこの時点でのキャリアハイであった。 同年のオフにはドミニカに派遣され、同国のウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に参加。レオネス・デル・エスコヒードに所属した[5]。 2024年は6月17日のニューヨーク・メッツ戦(グローブライフ・フィールド)[6]での出場を最後に出場機会が無かった為、この時点でのキャリアワーストとなる3試合の出場に留まった。残りの成績も2三振、1四球と散々で安打を1本も記録することが出来なかった。オフの12月23日にショーン・アームストロングを獲得したことに伴って、DFAとなった[7]。 ジャイアンツ時代2025年1月8日にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[8]。なお、「ハフ」という苗字の選手がジャイアンツに所属するのは2012年のオーブリー・ハフ以来13年ぶりとなった。 プレースタイル強肩強打であるが、打力を生かすためにコンバートの可能性もあると言われている[9]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
表彰
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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