植松泰良
植松 泰良(うえまつ たいら[1][2]、1983年9月26日 - )は、千葉県館山市出身の元野球選手(捕手)、プロ野球コーチ。2022年よりMLBのサンフランシスコ・ジャイアンツのアシスタントコーチを務める。 経歴千葉県館山市出身。地元の中学を卒業後に西武台千葉高等学校に進学。 高校時代は捕手として活躍したが、語学を学ぶために単身で渡米。2003年に南イリノイ大学カーボンデール校に入学。大学の様々な運動部に学生トレーナーとして配属されて、2005年と2006年の2シーズンは野球部に帯同した。 同野球部監督の紹介で、2006年にサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下AAA級フレズノ・グリズリーズのインターンから正式採用され、ブルペン捕手として活動を始める。 2007年はオールスターゲームにてアメリカンリーグのブルペン捕手としてア・リーグオールスターチームに帯同した。 2008年からはサンフランシスコ・ジャイアンツのブルペン捕手としてチームに帯同。 2010年にはジャイアンツがワールドシリーズで優勝を果たした。 2011年には唯一の日本人として、オールスターゲームにてナショナルリーグのブルペン捕手としてナ・リーグオールスターチームに帯同した。 2012年はジャイアンツが2年ぶりにワールドシリーズで優勝を果たした。 2014年にも2年ぶりにワールドシリーズで優勝を果たし、ブルペン捕手ながら日本人最多の3つのチャンピオンリングを持つ ことになった。 2015年にはオールスターゲームの前日に開催されたホームランダービーで捕手を務めた。オールスターゲームでもナショナルリーグのブルペン捕手としてナ・リーグオールスターチームに帯同した。 2017年のシーズン開幕前の3月に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではオランダ代表監督であったヘンスリー・ミューレンスに声をかけられて、代表のブルペン捕手を務めた。 2021年11月10日に翌2022年シーズンよりジャイアンツのアシスタントコーチに就任することが発表された[3]。日本人がMLB球団でフルタイムのコーチに就任するのは初の事例となる[4]。 詳細情報背番号
関連図書脚注
外部リンク
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