シーク・コンゴ
シーク・コンゴ(Cheick Kongo、1975年5月17日 - )は、フランスの男性総合格闘家、キックボクサー。パリ出身。コンゴ・スマッシン・クラブ所属。シェイク・コンゴとも表記される。 長い手足のリーチを活かしたアウトボクシングで相手を伺いカウンターを狙う戦い方を得意としている。元ラグビー選手のフュルジャンス・ウエドゥラオゴは従兄弟。 来歴コンゴ民主共和国(旧ザイール)人の父と、ブルキナファソ人の母との間にパリで産まれた。 5歳で空手、剣道を始め、その後ムエタイやグレコローマンスタイルレスリングを学ぶようになった。 2005年3月19日、一撃でグラウベ・フェイトーザと対戦し、判定負けを喫した。 UFC2006年7月8日、UFC初参戦となったUFC 61でギルバート・アルダナと対戦し、TKO勝ち。2007年4月21日、UFC 70でアスエリオ・シウバに2-0の判定勝ち。続く9月8日のUFC 75ではミルコ・クロコップと対戦。長いリーチを生かして攻撃をヒットさせ、3-0の判定勝ちを収めた。 2008年3月1日、UFC 82でヒース・ヒーリングと対戦し、1-2の判定負け。8月9日、UFC 87でダン・エバンセンと対戦し、パウンドによるTKO勝ち[1]。 2009年4月18日、UFC 97でアントニー・ハードンクにパウンドでTKO勝ちを収め、3連勝となった[2]。 2009年6月13日、UFC 99でケイン・ヴェラスケスと対戦。打撃で何度かダウンを奪うがグラウンドでコントロールされ0-3の判定負け[3]。 2009年12月12日、UFC 107でフランク・ミアと対戦し、ギロチンチョークで一本負けを喫した[4]。 2010年3月21日、UFC on Versus: Vera vs. Jonesでポール・ブエンテロと対戦し、グラウンドの肘打ちによりタップアウト勝ちを収めた[5]。 2010年10月16日、UFC 120でトラヴィス・ブラウンと対戦。やや優勢に試合を進めていたが、3Rにコンゴがブラウンのショーツを掴んだという反則によりコンゴが減点1を受けたことで、0-0の判定ドローとなった[6][7]。 2011年6月26日、UFC Live: Kongo vs. Barryでパット・バリーと対戦。序盤に右ダウンを奪われるも、その直後に右アッパーで逆転のKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2011年10月29日、UFC 137でマット・ミトリオンと対戦。1・2Rは手堅くポイントを取り、3Rは打撃で積極的に攻めて3-0の判定勝ち。 2012年2月26日、UFC 144でマーク・ハントと対戦し、右フック連打で1R TKO負け。 2012年7月21日、UFC 149でショーン・ジョーダンと対戦し、3-0の判定勝ち。 2013年4月27日、UFC 159でヘビー級ランキング6位のロイ・ネルソンと対戦し、右フックからのパウンドでKO負け。 2013年5月4日、契約のもつれからUFCを離脱。 Bellator2013年8月28日、チームメイトのクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンと同時にBellatorへ移籍。 2013年10月4日、Bellator初参戦となったBellator 102のヘビー級トーナメント1回戦でマーク・ゴッドビアーと対戦し、膝蹴りとパンチの連打でTKO勝ち。11月8日、Bellator 107のヘビー級トーナメント決勝でピーター・グラハムと対戦し、3-0の判定勝ちを収め優勝を果たした。 2014年4月4日、Bellator 115の世界ヘビー級タイトルマッチで王者ヴィタリー・ミナコフに挑戦し、0-3の判定負け。王座獲得に失敗した。 2015年2月27日、Bellator 134でキング・モーと対戦し、1-2の判定負け。 2015年6月26日、Bellator 139でアレキサンダー・ヴォルコフと対戦し、3-0の判定勝ち。 2018年5月12日、Bellator 199でハビー・アヤラと対戦し、1Rにカウンターの左ストレートでKO勝ち。 2018年10月13日、Bellator 208でティモシー・ジョンソンと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。 2019年2月16日、Bellator 216でヴィタリー・ミナコフと再戦し、3-0の判定勝ち。リベンジに成功し、ミナコフにキャリア初黒星を付けた。 2019年9月7日、Bellator 226のBellator世界ヘビー級タイトルマッチで王者ライアン・ベイダーに挑戦するも、ベイダーの故意でないサミングにより、コンゴが試合を続行することができなくなりノーコンテストとなった。 2020年10月11日、Bellator 248でティモシー・ジョンソンと再戦し、1-2の判定負け。リベンジを許した。 2022年5月6日、Bellator 280のBellator世界ヘビー級タイトルマッチで王者ライアン・ベイダーに挑戦し、0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。 人物・エピソード
戦績総合格闘技
キックボクシング
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目外部リンク |