ドラグノフ狙撃銃
SVD(露: Снайперская винтовка Драгунова ドラグノフ狙撃銃の意)(GRAU:6V1)は、ソビエト連邦が1958〜1963年に開発したセミオート狙撃銃である。 開発ソビエト連邦では、帝政以来一発必中の狙撃が重視されていた。そして、第二次世界大戦時にモシン・ナガンM1891/30を使用した市街戦における狙撃手の有効性が確認されたため、1950年代、ソ連軍指導層は、小隊規模での選抜射手と対応するセミオート狙撃銃が必要であると考え、後継機種を兼ねた選抜射手専用ライフルの採用デザインコンテストが行われた。 セルゲイ・シモノフ、アレクサンドル・コンスタンチーノフ、エフゲニー・F・ドラグノフの三人の銃設計者がそれぞれ試作品を提出し最終的にドラグノフ設計の試作品であるSSV-58が選ばれ、1963年に制式採用された。 設計レシーバー左側面にドブテイルマウントを備えておりさまざまな照準器を装着することができる。NSPUを取り付けた状態は SVDN1(GARU:6V1N1)、NSPUMを取り付けた状態はSVDN2(GARU:6V1N2)、NSPU-3を取り付けた状態はSVDN3(GARU:6V1N3)と呼ばれる。また西側諸国のセミオート狙撃銃と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のために銃床は中央部に大きな穴を空けた、スケルトンストック型(サムホールストック)の直銃床である。銃床上部にはスコープを使用した際の照準を容易にするため、着脱式のチークピース(頬あて)を装着できる。作動方式はガス圧利用方式で、銃身上方に平行にして取り付けられているガスシリンダーへ銃身中央部に位置する小さい穴から発射ガスの一部を誘導し、ガスピストンを起動させる。ピストンの動きをオペレーティングロッドを通じてボルトキャリアに伝え、ボルトを作動させる。 長期的な酷使を前提としてAKを参考に作られたために部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AKとはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。AK系統の突撃銃とは異なり、オペレーティングロッドとボルトキャリアーを別部品とするショートストローク方式を採用している。ガスブロックには二段階で調節できるレギュレーターが装備され、銃が汚れたり過酷な環境下にある場合には、ガス圧を通常よりも高めることができる。ロッキング方式はAKと同様にボルトキャリアーの前後動作に同調して回転するロータリーボルト方式で、ボルト先端のロッキングラグは3個である。 アメリカ陸軍が使用しているM24 SWS(レミントンM700の軍用版)などの狙撃銃は、光学照準器の使用が前提で金属製照準器が省略されている(アイアンサイトを取り付けるベースが有るため、装着は可能)が、SVDには1,200メートル程度まで対応可能な金属製照準器が備えられており、近距離での照準や光学照準器が破損した場合に使用される。こうした特徴から、SVDは選抜射手が用いるマークスマンライフルに近い性質も持つ。光学照準器(PSO-1)も付属し、サイドレールブラケットへ容易に取り外しできる。格闘戦を前提としない狙撃銃でありながら、銃身先端には着剣装置が設けられている。ロシア軍では、AK系の有効射程の短さと連射時の命中精度の低さを補う目的で分隊ごとに1丁のSVDが配備され、それぞれの有効戦闘距離を、AK系は300メートル、SVDは600メートルと想定している[要出典]。 SVDが遠距離狙撃が困難である理由として、肉薄の銃身と620mmという長い銃身長が挙げられる[要出典]。肉薄の銃身は発砲時の銃身の振動を低減しにくく、長い銃身長はその振動による銃口のズレを増幅させ、弾道を僅かに逸らす[要出典]。
備品
運用初期生産分200丁を除き、1964年からイズマッシュ社がライン生産している。ワルシャワ条約機構加盟国を中心に多くの国で採用されたほか、親ソ連第三世界諸国にも多数供与された。 後に木製部分をガラス繊維強化ポリアミド樹脂に変更されたものが標準仕様となり、主に空挺部隊用に折りたたみ可能な銃床を備えたSVDSというモデルも開発されている。イズマッシュ社からは近代化モデルであるSVDMが発売され、ロシア軍でも採用された。 なお、長距離精密射撃用狙撃銃としてみた場合、SVDは半自動式装填であり、標準で二脚を装備しないなど、構造上命中精度向上が望めなかったため、新型狙撃銃開発が始まり、1998年よりボルトアクション方式のSV-98が製造されており、マークスマンライフルに近い性質のSVDとの使い分けがなされている。 派生型ここで紹介するのはSVDの発展型であり、AKをベースにしたマークスマンライフルや狙撃銃の類は紹介しない。 ロシア製軍用モデルSVDSSVDS(露: Снайперская винтовка Драгунова складной 折りたたみ式ドラグノフ狙撃銃の意)は、SVDの銃床を折りたたみ可能な銃床に変更したモデル。イズマッシュ造兵廠で生産され、1995年に空挺部隊向けとしてロシア軍に採用され6V3のGRAUコードが付与されている。 全長:1135mm/875mm 銃身長:565mm 重量:4.68Kg。 ロシア国防省は歩兵戦闘車両で輸送するなどの際やアフガニスタン紛争時に空挺部隊からSVDは全長が長く邪魔であるとし改善を要求した。それを解決するためにイジェフスク機械製作工場のG.N.ニコノフ、A.I.ネステロフ、A.S.アニシモワの開発チームによって1978年ごろから従来の性能を維持したままSVDの全長を短縮する試みが開始された。結果としてAKS-74の折りたたみ銃床を取り付けたモデルをロシア陸軍に提出したが許容できないまでに精度が悪化したため拒否された。 その後も銃床を中心に開発を続け、やがて現在のSVDSのものに近い2本の管状金属製パーツとプラスチック製銃尾で構成された銃床が開発されそれをSVDに取り付け一般向けに従来同様の銃身を備えたSVDS-Aと565mmの短縮銃身を備え空挺部隊などの特殊用途向けに開発されたSVDS-Dをロシア陸軍に提出した。 その結果短い銃身を備えたSVDS-Dのみを1995年8月26日ロシア連邦政府令No.849によってSVDSとして空挺部隊向けに採用することを決定した。 構成はレシーバー右側に折りたたみ可能な管状金属で構成された銃床を取り付けておりこれにはプラスチック製銃尾と角度調整可能なチークパッドを備えている。銃床の変更によりグリップはプラスチック製の独立型ピストルグリップに変更された。銃身は565mmとより短く重いものが装着されている。レシーバーハウジングが強化され、ガスシリンダーブロックが改善されている。フラッシュハイダーもより短いものに変更された。 SVDと同じく、レシーバー左側面にドブテイルマウントを備えておりさまざまな照準器を装着することができる。NSPUを取り付けた状態は SVDSN1(GARU:6V3N1)、NSPUMを取り付けた状態はSVDSN2(GARU:6V3N2)、NSPU-3を取り付けた状態はSVDSN3(GARU:6V3N3)と呼ばれる。
TSV-1(露: тренировочная снайперская винтовка 訓練用狙撃銃の意)はE.F.ドラグノフが1968年に開発した狙撃兵の初期育成段階でSVDの基本的な使用方法を学習するために開発された。使用弾薬は安価な.22 ロングライフル弾に変更され作動方法もシンプルブローバックに変更されている。銃床とハンドガードはSVD同様で、銃身は若干短縮されている。マガジンはプレス加工製造された10連のものを使用し、照準器はPSO-1またはTO-4Mを使用する。
V-701960年代後半にGRAUが発表した「標準兵器改善のための研究」の枠組みの1つである「小型銃器と新型弾薬を作成するための研究」の一環として試作されたSVDにフルオート射撃機能を追加したモデル この開発はE.F.ドラグノフのリーダーシップの下A.N.ヴォズネセンスキーなどの開発者によって計画が進められた。 1968年に開発された最初期試作モデルは再設計した銃床とハンドガードを取り付け、トリガーを変更し毎分720〜850発ほどのフルオート射撃を可能にした。またその影響で長時間の射撃に耐えられるよう肉厚に変更された銃身とガス導入量調整機能を備えている。従来よりも軽量化されフロントサイト前に取り付けるよう再設計された二脚、10連の従来マガジンに加え15連、20連の拡張マガジンが取り付けられる。 この1968年モデルの試験の評価はあまり良くなかったが、フルオート射撃効率の面では他国のM14、AR-10、FALよりも高い評価を受けることができた。 1970年にV-70として2番目の試作モデルが開発された。V-70は1968年モデルより短縮された銃身を備えていた。射撃速度は毎分600〜730発に減少し、マガジンは20連のもののみになった。V-70の試験は自動小銃の枠組みからRPKなどの軽機関銃の枠組みに変更され試験された。試験の評価はまたしてもあまり良くなくこれ以上の開発は中止されたが、V-70の二脚をベースに1999〜2000年にかけてS-1という新型二脚が開発された。 フィンバップ狙撃銃1970年代にV-70と同様の研究の中で新型弾薬として試作されたフレシェット弾である4.5/10mm SFB弾を使用するSVD。この新型弾の開発は"フィンバップ"として指定を受けTsNIITochMashにて開発され、N.S.ルキンが対応した銃器をSVDをベースに開発した。それによって開発されたフィンバップ狙撃銃は15連のマガジンとライフリングのない滑腔銃身を備えていた。フィンバップ狙撃銃から射撃された4.5/10mm SFB弾は1100〜1200 m/sというかなり高い銃口初速を発揮する。 試験されたが、4.5/10mm SFB弾の射撃直後に排出されるプラスチック製の弾薬カバーが射手や周囲にいる兵士を傷つける可能性があったことや十分な貫通力が得られなかったことなどから開発は中止された。 AF1970年代にV-70と同様の研究の中で"フラッグ"という計画内で試作されたSVDの5.45×39mm弾を使用する軽機関銃仕様。開発はM.E.ドラグノフ、Yu.K.アレクサンドル、V.M.カラシニコフで進められた。 使用弾薬の変更の影響でリアサイトは最大1,200mから最大1,000mに変更され、45連のRPK-74用大容量6L19マガジンを使用する。 SVU/OTs-03SVU(露: Снайперская винтовка укороченная 短縮狙撃銃の意)(またはOTs-03)はロシアのTsIKB SOOにて1975年ごろに空挺部隊向けに開発されたSVDをブルパップ方式に変更したセミオート狙撃銃である。SVU-AやSVU-ASなどの様々な派生型が存在する。 →詳細は「SVU (狙撃銃)」を参照
VS-121VS-121は、カラシニコフ・コンツェルン社が開発したSVDベースのブルパップ狙撃銃。レシーバーはSVDのものを流用し、より人間工学に対応した銃尾とグリップ、4面のピカティニーレールを備えたハンドガードを備えている。 SVDK(露: Снайперская винтовка Драгунова крупнокалиберная 大口径ドラグノフ狙撃銃の意)(GARU:6V9)は、"ヴロムシク"と呼ばれる開発トライアルの中でカラシニコフ・コンツェルンによって開発され、トライアルを制しロシア軍への採用を勝ち取ったSVDSの大口径弾(ロシアの分類上9mm以上の口径を持つライフル弾。)仕様。 全長:1250mm/965mm 銃身長:620mm 重量:6.5Kg(照準器と二脚を取り外した状態) "ブロムシク(ロシア語で強盗を意味する。)"は個人用保護具を着用した目標や障害物または非装甲車両越しでの射撃で確実な殺傷性を維持できる銃器を開発するために開始された。貫通力や射程距離を伸ばすために使用弾薬を9.3×64mm 9SN(GRAU:7N33)というヴァイマル共和国で狩猟用として開発された9.3×64mm ブレネケ弾の軍用弾仕様に変更している。この使用弾薬の大幅な強化によってボルトキャリアーやガスブロック、マガジンハウジング、グリップ、銃床などが大型化および強化がされている。SVDK100mの範囲で厚さ10mmのアーマープレートを80%で貫通することができる。不安定な状態での射撃精度は既存のモデルより悪化しているが二脚展開時の安定した状態での精度は向上している。 銃身下部からハンドガードにかけて金属板で補強がされており二脚展開時に銃身への負担を減らす効果がある。二脚は取り付け位置がマガジン前からハンドガード前の銃身に変更され収納時はハンドガード下部に固定される新型のものである。銃床はSVDSのものをほぼそのまま取り付けているが弾薬の変更による反動の増大に対応するため銃尾がより肉厚なものに変更されている。また銃口装置もデザインが若干変更されており着剣ラグは省略されている。照準器は初期ではSVDと同様のPSO-1を使用していたがやがて3〜10倍の1P70を使用するよう変更された。また夜間には暗視装置も搭載が可能である。
SVDMSVDM(露: Снайперская винтовка Драгунова модернизированный 近代化ドラグノフ狙撃銃の意)は、カラシニコフ・コンツェルン社がSVDSを近代化したモデル。 全長:1135mm/975mm 重量:5.3Kg 550mmの肉厚バレル、SVDSの銃床をベースに銃尾とチークパッドが調整できるようになった銃床、より人間工学に対応したグリップ、容易に取り外せる二脚、ピカティニーレールを備えたトップカバーを備えている。またドブテイルマウントからピカティニーレールに変更されたことにより照準器はPSO-1から1P88-4に変更された。そして国外輸出向けモデルとして使用弾薬を7.62×51mm NATO弾に変更したモデルが存在する。 ロシア製民間用モデルタイガー isp.01ロシア向け民間モデル。主に猟銃用として販売されておりマガジンが5連または10連のものを使用する。着剣リグが排除されている。銃身は短縮された530mmのものと従来の620mmの2種類が存在し、530mmのモデルは銃口装置がSVDS同様の短縮されたフラッシュハイダーに変更されている。 タイガー isp.02タイガー isp.01のSVDS仕様。銃身は620mmと530mmが存在し、SVDS同様の折りたたみ可能銃床と独立型ピストルグリップ、フラッシュハイダーを備えている。 タイガー isp.05タイガー isp.01の前期型SVD仕様。銃身は620mmと530mmが存在し、銃床とハンドガードが木製のものになっている。 タイガー LOT isp.06タイガー isp.01のLOT仕様。銃身は620mmと530mmが存在し、銃床は社外製の折りたたみ可能でチークパッドの高さ、銃床の長さ調整が可能な多機能銃床に変更。グリップには特殊なアダプターが取り付けられておりAR-15のグリップに対応している。ハンドガードはサイドレールを介して取り付けられる五角形の社外製ハンドガードを取り付けており、上部はピカティニーレールでその他の面にはKey-MODスロットが張り巡らされている。またアイアンサイトは省略された。 タイガー LOT isp.08タイガー LOT isp.06のグリップを変更したモデル。AR-15グリップを取り付け可能にするアダプタではなくAK-12 2018年モデル同様のグリップが取り付けられている。 タイガー アドバンスドタイガー isp.01のカスタムモデル。銃身は620mmと530mmが存在し、銃床を狙撃に特化したチークパッドと銃尾を精密に調整できるものに変更し、グリップはAKタイプのより握りやすいものに変更している。ハンドガードは細い円柱形の物に交換されており全面にKey-MODスロットを備えておりアタッチメントの取り付けが可能。ガスブロックはAK-12のようなフロントサイトと一体型のものに変更されており、銃口には取り外し可能な左右4つ穴の空いた独自マズルブレーキを取り付けている。 タイガー308タイガーの.308 ウィンチェスター弾仕様。銃身は565mmのものと620mmの2種類が存在する。タイガー同様のサムホール銃床、ハンドガードを備えている。銃口にはSVDSの短縮されたフラッシュハイダーが取り付けられている。 使用弾薬は.308 ウィンチェスター弾に加え.30-06 スプリングフィールド弾仕様のタイガー30-06が存在する。 タイガー308 isp.01タイガー308の狩猟用モデル。銃身は565mmのものと620mmの2種類が存在する。銃床をライフル銃床に変更し、ハンドガードも放熱穴のないものに変更されている。 使用弾薬は.308 ウィンチェスター弾に加え.30-06 スプリングフィールド弾仕様のタイガー30-06 isp.01が存在する。 タイガー308 isp.02タイガー308の後期型SVD仕様。銃身は565mmのものと620mmの2種類が存在する。銃床とハンドガードを黒色ポリマーで構成している。 使用弾薬は.308 ウィンチェスター弾に加え.30-06 スプリングフィールド弾仕様のタイガー30-06 isp.02が存在する。 TG32018年に公開されたSVDのロシア銃規制に配慮した民間向けカービン仕様。使用弾薬は9.6/53 ランカスター弾に変更されおり、この弾薬はロシア銃規制上でライフルの判定を受けない浅いライフリングで射撃できる特殊な弾薬である。銃身は620mmと530mmが存在し、SVD同様の木製銃床とハンドガードを備えている。マガジンは5連のシングルカラムマガジンを使用する。 TG3 isp.01TG3の後期型SVD仕様。銃身は620mmのものと530mmの2種類が存在する。銃床とハンドガードを黒色ポリマーで構成している。 TG3 isp.02TG3 isp.01のSVDS仕様。銃身は620mmのものと530mmの2種類が存在する。SVDS同様の折りたたみ可能銃床と独立型ピストルグリップ、フラッシュハイダーを備えている。 外国製SVD-M/SWD-Mポーランドのウーチニクにて1990年代に開発、生産された独自近代化モデル。1990年代初頭に900挺のSVDを独自改良する"バリート"という計画が開始され、1993年には試作型が完成した。実際に1990年代半ばには159挺のSVDがSVD-Mへ換装された。 銃身とレシーバーは独自のものに交換され、ハンドガードは左右3つの放熱穴が空いた独自のものに変更し、二脚はハンドガードに巻き付けるような形で取り付ける独自のものに変更された。照準器はPSO-1からより優れたLD-6 6×42に変更されている。
中国北方工業公司社製79式狙撃歩槍の発展モデル。
中国北方工業公司社の輸出モデル。EM351は7.62×54mm R弾仕様、EM352は7.62×51mm弾仕様である。 イランにてタブク狙撃銃とともに1980年代から2003年までアル・カデシア・エスタブリッシュメントにて生産されたSVDとルーマニアのPSLをベースとした狙撃銃。 ほぼ全ての部品を独自規格で構成しており、銃床はSVDのものより横幅が大きく、それに伴ってチークパッドも寸法が変化している。ハンドガードは左右4つずつ放熱穴が開けられたものを取り付けており、レシーバーも若干延長されたものが使用されている。マガジンにはヤシの木を模った装飾が刻印されている。照準器はPSO-1またはPSO-1の現地生産モデルであるLPS 4×6°TIP2、M76用のZRAK M76 4×5を使用する。 作動機構はショートストロークガスピストン方式ではなくAKと同様のロングストロークガスピストン方式でありボルト、ボルトキャリアもAKのものを大型化したようなものを使用している。
日本での所有日本では猟銃(ライフル銃)として民生向けモデルが取得可能で、実際にイズマッシュのタイガーは所持許可の実績もある。用途は狩猟目的に限定され、マガジン装填数を5発以内にする改造を施さなければならないほか、ライフル銃取得に必要な資格(狩猟免許など)および適当な経歴を要する。 なお、日本ではほかの軍用狙撃銃をベースにした民間向けライフルも、上記の条件が通れば法規制上は所持できることになっているが、多くのモデルは弾倉が着脱可能であり、装弾数を5発以内とすることが担保できないことから所持許可が下りないケースもある。 画像
運用国
登場作品ドラグノフ狙撃銃の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。 東側諸国を代表する狙撃銃として、多くの作品に登場する[3]。 映画・テレビドラマ
漫画・アニメ
小説
ゲーム
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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