バック・ファーマー
ジョージ・ルーニー・ファーマー(George Runie Farmer, 1991年2月20日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ロックデール郡コンヤーズ出身のプロ野球選手(投手)。MLBのシンシナティ・レッズ所属。右投左打。 経歴プロ入り前2009年のMLBドラフト46巡目(全体1378位)でアトランタ・ブレーブスから指名されたが、契約せずにジョージア工科大学へ進学した。 進学後の2012年のMLBドラフト15巡目(全体485位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されたが、この時も契約しなかった。 プロ入りとタイガース時代2013年のMLBドラフト5巡目(全体156位)でデトロイト・タイガースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級コネチカット・タイガースでプロデビュー。12試合(先発11試合)に登板して0勝3敗、防御率3.09、33奪三振を記録した。 2014年、マイナーではA級ウェストミシガン・ホワイトキャップス、AA級エリー・シーウルブズ、AAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、3球団合計で22試合に先発登板して12勝6敗、防御率3.07、129奪三振を記録した。8月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]。同日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは4試合(先発2試合)に登板して0勝1敗、防御率11.57、11奪三振を記録した。 2015年は14試合(先発5試合)に登板して0勝4敗、防御率7.36、24奪三振を記録した。 2016年は14試合(先発1試合)に登板して0勝1敗、防御率4.60、27奪三振を記録した。 2017年は5月27日のシカゴ・ホワイトソックスとのダブルヘッダー第1戦で先発すると、6.1回を無失点の好投でメジャー初勝利を挙げた[2]。この年も8月下旬までAAA級トレドを行き来していたが、8月26日以降は先発ローテーションに定着した。最終的に11試合に先発登板して5勝5敗、防御率6.75、49奪三振を記録した。 2018年は66試合(先発1試合)に登板して3勝4敗、防御率4.15、57奪三振を記録した。 2019年は73試合(先発1試合)に登板して6勝6敗、防御率3.72、73奪三振を記録した。 2020年は23試合に登板して1勝0敗、防御率3.80、14奪三振を記録した。 2021年5月7日にエラスモ・ラミレスのメジャー昇格に伴ってDFAとなった[3]。その後、5月11日にマイナー契約となりAAA級トレドへ送られた[4]。6月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。8月14日にドリュー・ハッチソンのメジャー昇格に伴って再びDFAとなり[6]、17日に自由契約となった[7]。 レンジャーズ傘下時代2021年8月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された[8]。オフの11月7日にFAとなった[9]。 レッズ時代2022年3月16日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[10]。4月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、開幕ロースター入りが発表された。開幕後は10試合に登板するも防御率6.75と振るわず、5月6日にDFAとなり[11]、9日にマイナー契約で傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属された[12]。7月9日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。 2023年はナショナルリーグ5位となる71試合に登板[14]。4勝5敗3セーブ10ホールド、防御率4.20という成績を残した。オフの11月3日にFAとなったが[15]、12月28日に1年225万ドルで再契約を結んだ[14]。 選手としての特徴平均92.0mph(約148.1km/h)のフォーシームを主体としており、それにチェンジアップのコンビネーションで対峙する。他にはカーブ、スライダー、ツーシームを投げる[16]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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