上海軌道交通5号線
上海軌道交通5号線(シャンハイきどうこうつう5ごうせん、中文表記: 上海轨道交通5号线、英文表記: Shanghai Metro Line 5)は、中華人民共和国上海市閔行区の莘荘駅から奉賢区の奉賢新城駅(本線)、および閔行区の閔行開発区駅(支線)を結ぶ上海軌道交通の路線。別称は莘閔線(しんびんせん、シェンミンせん、莘闵线)。 概要5号線は当初、上海市莘閔ライトレールとして計画され、上海申通集団有限会社、上海閔行城市建設投資開発有限会社、上海閔行総合発展有限会社から成る上海莘閔軌道交通発展有限会社により投資された。閔行区政府が提出した路線計画により、唯一一つの区政府が路線建設に投資した。現在の5号線は上海地鉄第一運営有限公司が運営している。 5号線はもともとR1号線の南区間として計画された。しかし閔行区が早期の開業を要望したため、「城市高架有軌電車莘閔線」として2000年8月8日に着工、独立した運営となった。全長は17.206 kmで、莘荘駅から410 mを除き高架区間である。莘庄駅のみ地上駅で、その他は高架駅であった。工事費用は34.37億元。路線は2002年12月28日に竣工し、2003年11月25日から営業運転を開始した。 閔浦二橋の建設により、南延伸区間である西渡駅と江川路駅の構造物と西渡から滬閔路の東川路南側の軌道は「滬閔路-滬杭公路地方交通越江工程調整」により先行して建設された。「滬閔路-滬杭公路地方交通越江工程調整」は閔浦二橋と略称され、北は閔行区の滬閔路東川路以北、南は奉賢区滬杭公路西閘路以南までであり、全長は4.73 kmである。上層に四車線道路が、下層に軌道交通5号線が走る。 南延伸区間はもともとR1号線の東川路以南区間として計画された。奉賢区民の利便のため、上海市政府の協商を経て閔行区政府は奉賢区まで延伸することを決定した。南延伸区間の距離は約19.628 kmであり、南に延伸することを計画の条件とした。地下区間は7.747 km、地上区間は約0.668 km、高架区間は11.213 kmからなり、地下駅が4駅、地上駅が5駅新設される。2018年12月30日に営業運転を開始した。5号線はもともと4両編成の車両のみ運用されていたが、需要を考慮して南延伸区間は6両編成で設計され、もともとの駅を改造して乗車人員の増加に対応した。既存の5号線の駅のうち、6両編成が新たに停車する駅の有効長を80 mから120 mに拡張した。莘庄駅の折り返し線も改造された。 歴史車両
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