中丸三千繪中丸 三千繪(なかまる みちえ、1960年7月24日 - )は、日本のオペラ歌手(ソプラノ)。欧文表記では「Michiè Nakamaru」。1990年に「マリア・カラス・コンクール」にて、イタリア人以外で初めて優勝。現在まで唯一の日本人優勝者である。茨城県下館市(現・筑西市)出身。姉はノンフィクション作家の中丸美繪[1]。元夫は加藤和彦。 人物茨城県下館市(現・筑西市)生まれ。下館市立下館小学校、下館市立下館中学校、宇都宮短期大学附属高等学校(音楽科)を経て、桐朋学園大学音楽学部(声楽科)を卒業後、同大学研究科修了。在学中よりニューヨーク、ザルツブルクに留学。東芝EMIより20タイトルのCDをリリース。ミラノ・スカラ座にデビュー。以来、世界各国の歌劇場で、プラシド・ドミンゴ、ホセ・クーラ、リッカルド・ムーティ、ロリン・マゼール、ケント・ナガノをはじめとする当代一流の音楽家と共演。クーラ、ダニエル・デッシーらとローマ国立歌劇場のオペラ全曲版、ベルリン・フィルとの共演などがある。ホセ・クーラ、ダニエル・デッシーらとローマ国立歌劇場のマスカーニ「イリス」、ベルリンフィル12人のチェリストとの録音にも参加。日本国内においてもリサイタル・ツアーの他、フィルハーモニア管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団、スロヴァキア国立放送交響楽団などのソリストとして出演。また、メジャーリーグ開幕戦開会式、ワシントンでのサンフランシスコ講和条約締結50周年記念式典、日本ダービー、サッカー国際試合などの国際的イベントにおいて日米両国国歌を斉唱。 日伊文化交流組織委員、桐朋学園大学特任教授。 略歴
受賞歴
出演
CD・DVD等
東芝EMIより、30タイトルのCDアルバムをリリース
著書
脚注
関連項目外部リンク
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